娘の成人式でした。
娘の場合は、19歳の時に法律が変わって18歳から成人となったため、いつの間にか成人していたという感じで大きな感動はありませんでしたが、、。
この地域の成人式は、今まで通り20歳の集いとして開催されるということで、成人式というよりは娘にとっては大規模な同窓会のような扱いです。
成人式ビジネス
息子のときは成人式といっても特に何もせず、大学の入学式用に買ったスーツを着た息子を、会場まで送ってあげたくらいで終わりました。
娘の場合は、振袖を着たいということだったので、よくあるスタジオでの前撮り付きの振袖一式レンタルを申し込みました。
世の中には成人式ビジネスというものが確立されていて、振袖は買っても借りても30万円前後かかるのが相場のようです。
レンタルで30万円ってかなりボッタクリだと思うのですが、振袖は購入しても着る機会が少ない、結婚したら着られない、保管場所に困るなどの理由でレンタルを選ぶ人が多いことにプラスして、親ばか心に付け込まれているのでしょう。
私も親ばか心全開で、レンタルの契約をしました。娘と一緒に振袖を選ぶのも楽しかったし、娘が小さかった頃に思いを馳せながらスタジオでの写真撮影を見守るのも灌漑深かったので、後悔はしていませんが。。
ちなみに私が20歳のときは、親から振袖を着たいかと聞かれて、着なくていいからその分をお金でちょうだい、と答えた可愛くない娘でした。(振袖も着なかったしお金も貰えませんでしたが(笑))
驚きの価格のアルバム
成人式ビジネスはこれだけでは終わりません。
スタジオでの写真撮影のあと、大きなディスプレイで撮ってもらった写真100枚近くを見せて頂き、アルバム作成の提案がありました。
その価格は、、、一番高いもので30万円!他にも客の懐具合に合わせて、20万円、10万円前後の商品が準備されています。
しかも、10万円くらいの商品には写真データが含まれていません。
我が家は最初からアルバムを作成する気はなかったので、丁重にお断りをして写真データのみを買い取りました。その価格も、100カット弱のデータをDVDに焼いてくれて8万円という驚きの価格でした。。
アルバムについては、成人式当日の写真も組み合わせて、ネットで注文できるフォトアルバムを自分で作ってみようと思っています。
娘の振袖選び
いわゆる女の子らしい赤やピンク、花柄などが好きではない娘。ところが、振袖ってほとんどが花柄で華やかな色あいが多いものです。
今回、振袖を選ぶにあたりレンタル振袖のお店を3件ほどハシゴして10着くらい試着したでしょうか。
最終的には、個性的だけどなかなか素敵な振袖をレンタルできて娘も満足していましたが、それに付き合った母はグッタリでした。
着付けについても、娘の希望は短めに着付けてブーツを合わせたい、インナーにタートルネックを着たい、付け毛を付けたいとなど、なかなか個性的な要望を出していたのですが、老舗の着物屋さんでレンタルしたせいか、スタジオでの前撮りはいたってオーソドックスな着付けとなりました。
娘の希望は、成人式当日の着付けで実現してもらいました。母としては、伝統的な着付けと今っぽい着付けの両方を体験できてよかったと思っています。
ちなみに、レンタルしたお店から貰った書類の中に、卒業式の袴レンタルのお知らせが入っていました。まだまだ続く、親ばかビジネス。。
女の子は楽しいけどお金がかかりますね。。