同じ文章教室に通うSのおにいさんの書いたショートショート小説が、ある文芸誌に載った、というおめでたいメッセージで、昨夜グループLINEはにぎわったおねがい

 引きこもり(?)なわたしは、今日ちょうど、大型ショッピングモールに入っている家電量販店へ行く用事があった(詳細、が気になれば、前の記事を、どうぞウシシ)。家電量販店は2階で、真っ先に買いものを済ませ(レジ袋をgetしグラサン)、1階の食料品店でコーヒーを5袋買い占め(1袋しか残らなくて、あまりに申し訳がなかったので、残っているものを一番前に出しておいたキョロキョロ)、書店の入っている3階へ。

 エスカレータで3階に着く。書店へ向かう途中、なぜだか、本当に、なぜだか、時計店の「20%SALE」の赤いのぼりが目に入った。

ちなみにここで自慢をしておくと、わたしはとことんな、ケチだ。ほとんど衝動買いはしない、と、断言する自信がある。必要なものは必要になったときに、家で、レシートの裏に書き込んでいる。わたしの家の近所には3つくらいのドラッグストアチェーンがあるけれど、どの商品はどのチェーンが一番安いかを、全て書き記したノートの切れ端は、わたしの「知識のノート」改め「ハイパーカミオカンデ」が変わるたびに貼りつけられている。それくらい、ケチだ。

 さらには。小心者かつどんくさいこともあって――これは郵便局で働いていて、私が人生で一番「rich」(なんともまあお粗末な「rich」ダ!叫び)――、さいふの中には1万円以上のお金は持ち歩かないようにしている。念のためにクレジットカードを一枚入れている(これも使えばポイントの貯まるTカードだ。ガストでの飲食は、最近行っていないけれど、ほとんどの場合Tポイントで済ませている。ファミリーマートで買いものをするときも必ず提示する)。

「G SHOCK」

 の文字が目に入る。

「そう言えば、Sの兄さん、G SHOCKのアナログの腕時計してはったなぁ、あれかっちょ良かったなぁ」

 そんなことを思いながら、足は吸い寄せられるように、男女の店員さんが覗き込んでいる、G SHOCKのショウウィンドウへと向かっていく。。。!

 。。。

 買ってしまった。。。この、ドケチなわたしが。。。カードを使ってしまった。。。嗚呼衝動買い。。。(つづく)

 

 そうして、ある意味「自分に傷心」して向かった、本命の書店。

 文芸誌の棚のある場所は、よく知っている。迷わずそこへ向かう。

 該当の雑誌を手に取り、目次を開く。Sにいさんの作品が掲載されているページを開く。

 。。。そうか。。。こりゃあやられた。。。

 

 というのも。

 Sにいさんが今回最優秀賞に選ばれて文芸誌に掲載された作品の、元の話をわたしたち、文章教室のメンバーは読ませてもらったことがあった。昨夜にいさんは、その雑誌に載った作品のタイトルと、お名前の写真をグループLINEに載せていた。そこに冒頭の数行も写っていて、

「あ、あれを書き直して出されたのだな」

 と。。。

 そのお話が、なんと!(ドラクエか!グラサン) 

 誕生日プレゼントとして腕時計をもらうというお話で。。。

 

 いやいや。衝動買い、自分の意志の弱さをにいさんのせいにしちゃあいかん! と思いながらも、この記事を書いたことを、にいさんに報告する気でいるのであります爆  笑チョキ

 

 ちなみに。この腕時計には「BABYちゃん」という名前を付けて、末永く仲良くしていきたいナ、と思っている。

 なんせ、1万円以上する腕時計を買うのなんて、生まれて初めてなんだもの、どれだけケチでビンボーな人生送ってんねん。。。叫び