先日、広島大学主催のイベント

Village of Widows『寡婦たちの村』上映会

& ピーター・ブロウ監督トークセッション

を見に行ってきました。


カナダ先住民族サーツ・デネとウラン鉱山の歴史についてのドキュメンタリー映画。
広島や長崎に投下されることになる原爆に使用されたウラン鉱石の採掘にあたって

何も知らされていないサーツ・デネの人々が、どのように政府に扱われ、

放射性物質の影響をどのように受け、人々の暮らしや

自然環境はどのように変化していったのか、とても興味深かったです。

小さなコミュニティに起きたことは、まるで世界の縮図のよう。

知らず知らずのうちに、被害者にも加害者にもなりうる社会構造はいまも変わらず。

 

悲しい歴史であり、今も進行中の問題だけど、

そんな中でも失われた自然や、失われつつある伝統を守ろうとする人たちが世界にも少なからずいることを知れたことは、心強く感じたし、

私の周りにはそういう方たちが多くいることにも改めて気づき、ありがたいなと思いました。


会の終わりに、"Hope"を感じさせてもらえたことは

私にとってはとても意味のあることでした。



Naomi