前回のブログの続きです。

 

 

 

 

救急の方と電話が繋がり、

まずは娘の状態を再確認されました。

 

 

そして住所を聞かれたのですが、

私は短期間で転勤が多かったので、

今の住所を正確に伝えられる自信がなく、

あたふたしました。

 

 

何とか郵便物を見つけ出し、

それを見ながら住所を伝えると

こちらから言う前にすぐにマンション名を言ってくれました。

(救急ってすごいなと思いました。)

 

部屋番号を伝えると、

「これで救急車は今からそちらに向かいましたのでご安心ください。」と言われました。

 

 

あと電話番号を聞かれた気がします。

 

 

 

そして今の娘の状態を聞かれ、

胸を見て、上下に動いて息をしているか確認してくださいと言われました。

 

 

娘は壁側を向いてぐっと力を入れて丸まっているような状態だったので、

なかなか確認できず、

 

 

仰向けに戻そうとしてもすごい力で硬直していたので、

あきらめて、

落ち着いて娘を見てなんとか動いているのを確認しました。

 

 

あとは電話を切った後も娘の名前を呼び続けてくださいと言われました。

 

 

 

そして、呼吸?が止まるようなことがあれば○○する必要があるので、

○○に電話してくださいと言われたのですが、

 


そんなこともあるのかと頭が真っ白になってしまい、

何て言われたのか記憶があいまいなのですが、

 

 

確か「AEDが必要になるので、救急に電話してください」だった気がします。

(電話番号は伝えてあるので、119に電話すればすぐ話が伝わるんですかね?)

 

 

よくわかっていないけど、

もうそのときは精神状態がいっぱいいっぱいで

 

わかりましたと(←ダメですよね)

確かこんな感じで電話を切りました。

 

 

娘の状況は変わらず、

名前を呼び続けても反応がなく、

 

とりあえず旦那にLINEで連絡しようとするも

手が震えて文字が上手く打てず、

 

「また痙攣

救急車よんだ」

 

と必要最低限の情報だけ送りました。

 

 

 

そしてだんだん救急車の音が近付いてきました。

 

 

救急車が到着し、

3人の救急隊員の方が部屋にきました。

 

2人で娘の状態を確認してくれ、

もう1人の方にけいれんしたときの状況などを詳しく話しました。

 

 

 

私は救急車がきたらすぐ病院に運ばれるものだと思っていたので、

意外とじっくり診たり、話をすることに驚きましたが、

そこで少しずつ落ち着きを取り戻しました。

 

 

 

そして、病院に行く準備をしてくださいと言われ、

病院から帰るときの娘の靴と戸締りも忘れずにと言われました。

 

 

娘は救急隊員の方に抱きかかえられ、救急車まで運んでもらいました。

 

 

 

救急車に乗り込む直前で

娘の意識が少し戻ったようで、

 

 

「お母さん名前を呼んであげてください」と言われました。

 

 

私が娘の名前を呼び続けると意識がはっきりしてきました。

 

 

 

救急車の中で娘は横になり、

私は娘の手を握り続けました。

 

 

娘はとても不安そうで今にも泣き出しそうだったので、

 

 

状況を説明し、

何度も何度も「大丈夫だよ」、

「ママがそばにいるから安心してね」と言い続けました。

 

 

そして救急隊員の方に

 

「熱性けいれんで1番こわいのは、

酸素濃度の低下と呼吸が止まることですが、

 

酸素の量も十分だし、胸の音もきれいなので

安心してください。」というようなことを言われました。

 

 

とりあえず良かったとホッとしました。

 

 

 

別の救急隊員の方は搬送先の病院を探してくれて、

 

まず、前回も運んでもらったかかりつけの病院をあたってみてもらったのですが、

 

祝日の夕方ということもあったのか、

断られてしまいました。

 

 

次に提案してくださった病院は少し遠かったのですが、

電車一本で行ける病院で、

駅からも近かったので

そこで受け入れ可能か聞いてもらいました。

 


救急隊員の方は

ちゃんと帰りの交通の便のことも考えてくださり、ありがたかったです。

 

 

そしてそこの病院は受け入れてくれたので、

すぐに向かいました。

 

 

向かっている途中で

救急隊員の方に私の心のケアもしていただき、

自分を責めないでくださいねと言ってくださいました。

 

救急隊員の方の言葉に救われる方もたくさんいるんだろうなと思いました。

 



そして、

旦那にも搬送先の病院をLINEで伝えました。



 

病院に到着すると、

すぐにコロナの検査をしてくれましたが、

陰性とのことでホッとしました。

 

 

ひと通り診てもらい、

今回も熱性けいれんだろうということになりました。



まだ高熱が続いていたので、

熱を下げるために坐薬をしてもらいましたが、


もうこのときは意識がしっかりしていたので、この日も帰れることになりました。





部屋を出ると旦那がちょうど到着していました。


娘は診察中、ずっとこわいこわいと言って起きていたのですが、

パパに抱っこしてもらってすぐに眠りにつきました。




その後、

数日熱は続きましたが、

無事に回復し、またいつもの元気な娘に戻りました。



 

今回搬送された病院では、

再度けいれんが起こった場合の対処法を詳しく教えてくれました。

 

①まずは落ち着く。

 

②物にぶつかったり、椅子から落ちたりしてケガをしないように子どもを広い床に寝かせる。

 

③時計を見て、何時何分にけいれんが始まったか、またけいれんが続いた時間を覚えておく。

また、手足の動きや目の動きなどを覚えておく。

 

④けいれんが5分以上続いたら救急車を呼ぶ。

 

⑤けいれんが5分以内におさまった場合も、その日のうちに医療機関を受診する。

(担当してくれた先生はもし医療機関が見つからない場合は救急車を呼んでもいいと言ってくださいました。)

(車で移動する場合は、またけいれんを起こす場合があるので、運転手以外に大人がいない場合はタクシーなどを利用するように言われました。)

 

その他の注意事項としては

歯を食いしばることがあるが、絶対に口の中には物を入れない。

(反射で吐いてしまい、誤嚥してしまう場合があるので)

 

吐きそうな場合は体を横向きにする。

 

 

とのことでした。

 



また、前回は38.5℃を目安に解熱するための坐薬を刺してくださいと言われていましたが、


熱性けいれんを繰り返すお子さんは38℃前後で刺した方がいいと言われました。


 

 

 

私の娘は超低出生体重児で、

出産前も出産後も心配な時期が長かったのですが、

 

 

たまに風邪をひくことはあっても

高熱を出したのはこれまで3度くらいしかなくて、

しかも次の日には下がることが多く、

大きな病気もなくすくすく育ってくれていて、本当に強い子だなと思っていました。

 

 

しかし今回の件で、

今までの娘とは違い、

風邪、特に高熱にはさらに気をつけなくてはいけないなと思いました。

 



熱性けいれんは乳幼児期に起こりやすく、

12~13人に1人の子どもが1度は経験するらしいです。

 

そして3歳までに始まることが圧倒的に多いとのことなので、

 

小さなお子さんがいる方は

こんなことも起こり得るんだと少しでも知っていれば、


もしお子さんがけいれんを起こしてしまったときにほんの少しだけでも落ち着けるかなと思い

ブログに書かせていただきました。

 


読みにくかった部分もあったかと思いますが、

2回に分けての長文を最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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