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セミナー講師 坂井 義尚のWeb相談:
「自主性を養うコミュニケーションの仕方について」
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とうとう関東も梅雨入り。
私事ではありますが息子の運動会が延期続きで、結局平日に催
されるようで見に行ってあげられないことを恨めしく空を眺め
ております。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?セミナー講師の坂井です。
さて、今回の相談は、下記のメールの内容のものです。
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「自主性を養うコミュニケーションの仕方について」
(東京都:飲食チェーン本部社長)
「現在、当社では○○のチェーン本部を運営しております。
1ヶ月目の課題の「どうだった?」なのですが、当社では現在、
毎日朝(9:30までに)私に本日の行動予定をメールで報告し、
その日の終業時に結果をメールか電話で報告するように行って
おります。
この状態で、「どうだった?」と聞くとそのまま報告してくる
と思います。
ただ、今回の目的である自主性を養うとは違う、強制的な部分
が強いのですが、どうしたらよいでしょうか?」
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(坂井からの返信)
「何より価値あるコミュニケーションを実践し、強い組織づくり
をするための第一歩として目標意識を醸成するなかで、
「どうだった?」はPDCAサイクルを回すことのみならず
ご質問のメールにもありますように「自主性」を養うキッカケ
ともなります。
日々のPDCAサイクルをまわすことで、小さな小さな達成感
の積み重ねではありますが、その継続によって確実に「自主性」
をもった行動に変わります。
その最たる状況が、「相手から報告してくる」という状況です。
ご質問においては、そのレベルには達している状況ですので・・・
たいていの企業では報告形態は何らかあるものですので
上記のご質問のようなパターンが多いと思います・・・
報告が逐次入る状況であれば、目標意識を醸成する
「どうだった?」に続いて、セミナーでもお話している2ヶ月目
にトライして頂く、問題意識醸成のための「なぜ×2回」に
チャレンジしてみることをお勧めします。
前回のご質問にて、コミュニケーションをなかなか取れない相手
に「交換日記」的コミュニケーションの手法をお答え致しました
が、今回のようにある程度コミュニケーションが取れているレベ
ルにおいては、その相手のリアクションに合わせ、上記のような
対応をお取り頂ければと思います。」
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いずれにしても価値あるコミュニケーションの実現のために
皆さんの不断の励行を祈念致します。
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