デュッセルドルフから僅か35km程しか離れていない、ケルンで以下のような事が起きていたと思うと、これからドイツ生活を楽しむチャンスがどんどん奪われてしまうと思わざるを得えないですね

今回の事案に関する5日付ライニッシェポスト紙の報道
1.ケルン警察は、大晦日の夜に中央駅で発生した一連の犯罪について、「これまでに経験したことがない」と驚きを隠さない。ケルン警察ヴォルフガング・アルバース本部長は、「これは全く新しい規模の犯罪行為だ。中には盗難を伴う強姦もあった」と語った。ある犯人は私服女性警官のズボンに手を差し入れたようだ。警察関係者によれば、泥酔した犯人たちは完全に抑止力を失っており、暴力的だったとのことである。
2.アルバース本部長は「来月のカーニバルを考えると、今回の犯行には不安を抱かざるを得ない」と述べ、5日にもケルン市ヘンリエッテ・レーカー市長と、大規模イベントで同種事案の発生を防止する対策について協議する予定だ。今後開催されるイベントでは、同様の犯罪を防ぐために一時的に防犯カメラを設置することも視野に精査される。
3.当日の警備を担当した危険防護局ミハエル・テンメ局長は、「あらゆる点で異常な事態だった。21時頃には酔っ払った若い男約500人が駅前広場に集まり、大量の花火を群衆に向かって投げ込んでいた」と述べた。捜査官によれば、その際に問題となった男達は北アフリカ系だったとされ、事前に打ち合わせて参集したかは不明である。この集団が1000人規模に膨れあがったところで群衆の解散という流れに突然変わったが、逮捕者はなく、この集会は複数の小さなグループへと分散した。
12月31日夜、ケルン中央駅を中心に、大晦日から新年へのカウントダウンのめに集まった人々に対し、1000人にも及ぶ外国人風の若い男達が集団で不埒な行為を行ったという事件が発生し、警察が事件に関する情報提供を呼びかけています。報道等によれば、特に女性に対しては群衆で取り囲んで行く手を阻み、身体中を触りまくられたり、下着を脱がされたといったケースも報告されています。
一部には、性的暴行が加えられたとの情報もあります。今回の事案は、これまでの個別の犯罪やテロとも異なる極めて特殊な事例であり、ドイツ治安当局のみならず、政治家やプレスを巻き込んでその事実究明及び犯行に及んだ者への公正な対応が求められるに至っています。現時点では不明確な点も多く、今後のドイツ社会への影響は未知数ですが、今回多数の人が集まる場所で大規模な暴力を伴う事件が発生したことにみ、日本の皆様におかれても、同様の人出が予想されるような機会には、周囲の状況をよく確認して身の安全を確保する手段を講じるよう御注意願います。
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デュッセルドルフ日本国総領事館よりの安全安心メールより
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