デュッセルドルフ旧市街地散歩

8月のこの時期、太陽が沈むのは8時半過ぎ。

明るい長い夜を、皆さん楽しんでいます。

この季節は、お店の前に設置されたテラスで食事を楽しむのが一般的です。

デュッセルドルフ旧市街のお店は、どこも賑わっています。

ライン川沿いの階段状になっている広場には、大勢の人たちがアルコールやピザなどを持参して、語り合っています。

興味深いことに、この大衆の方々の間を大きな袋を持って、空き瓶や空になったペットボトルを回収している人が、数名いるのです。

ドイツでは、飲み物を購入する際には、商品代金➕瓶代金を支払う仕組みになっているので、空き瓶を店に返却すると、瓶代金が返金されます。

なので、空き瓶を回収してお店に返却すると現金が戻ってきます。

空き瓶の種類に寄っても、返金額は違うようですが、例えば1.5リットルのペットボトルの場合は、€0.25 = 約35円です。

100本集めたら、約3,500円になります。

夕方のライン川沿いは、短時間で稼ぐことのできる良いバイト先と言ったところでしょうか。

街にとっては、人々が残して行くゴミ処理の負担が減るので、良いことなのかも知れませんね。

もちろん、ライン川沿いのお店もこの通り、とても賑わっています。