またまた遅ればせながらの記事になります…
言い訳としましては…
今週の手話サークルの例会が
反省・感想会だったから…
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先週の日曜日
障害者週間市民の集いが開催されました
わたしは
舞台コーディネーターというお仕事をしていたので
舞台の袖にずっといました
(今年はそんなに寒く無くてよかった…)
今年の市民の集いは
なかなかよかったのではないかと思います
ろう太鼓も
ろう者なりの音の合わせ方なども
説明がありましたし
客席にいたろう者にも
太鼓の音は体への振動で伝わっていたようです
大胡田弁護士の講演も
聞きやすく、わかりやすい構成で
盲者の大変さも十分伝わりました
そしてなにより
体験発表がよかったです
盲導犬のことをお話された方は
実際盲導犬を連れていて
「犬と人」ではなく「一心同体」だと
強くおっしゃっていました
サークルの例会で知ったことですが
だれでも盲導犬を利用できるわけではないそうです
まず、自分も犬と一緒に
1か月の訓練を受けなければならないそうです
仕事をされている方が
1か月の訓練合宿を行うことは
難しい場合もありますよね…
もうひとり
体験発表をした方は
手話サークルにも所属している
19歳の女の子です
(今回は違う障害者団体から選ばれました)
彼女は「アスペルガー症候群」です
わたしは詳しく知らなかったのですが
彼女の説明で
だいたいの症状はわかりました
できることとできないことがあるようです
たとえば
デジタルの時計は読めるけど
アナログの時計は読めない
日本語よりも外国語(英語)が得意
など
彼女のすごいところは
自分自身が障害を理解しているところ
要するに
自分を理解している
ということです
わたしは恥ずかしながら
自分を理解しているとは
到底思えません
自分のこと
自分の障害を理解しているからこそ
人前で話をすることができたと思います
また、
彼女のお母さんがとても素晴らしい方です
彼女のことをよく理解していて
将来ひとりで生きていくには
普通学校に通うよりも
特別支援学校に通った方が
この子には合っていると
判断したこと…
それが
今の彼女になっているんだと思うと
お母さんの判断は素晴らしいと
思います
とても考えさせられる
内容の良い体験発表でした
来年も
障害者週間市民の集いは
開催されます
障害者とともに生きる
このテーマは
これからもずっと考えていくことだと
思っています