🦁森の話🦁




サファリでの宿探しの話のつづき。






はじめてのサファリ。
そしてはじめての宿。




もう暗くなってきそうだし、宿探すかぁ。
とちょうど道沿い出てきた白い小綺麗なホテル?
に狙いを定めて聞きに行くことにした。
もちろん観光客とかが泊まるホテルじゃなくて
ローカルの宿。




私たちが駐車場に車を止めて、
すぐに現地人カップルらしきした人たちが
後ろからやって来た。




フロントで聞くと
部屋は離れてしまうけど二部屋の空きがあるとのこと。




お部屋を見せてもらうと、
キレイだった。




タンザニアではじめての宿。
思っていたよりも全然キレイだった。
気に入った。





どっちの部屋がいい?
と聞かれたので、奥の方の部屋を使わせてもらうことにした。




はじめてのローカルの宿。
思っていたよりも小綺麗で、シャワーもちゃんと出た。料金はいくらくらいだったかな?
日本円で600円くらいだったかな?
現地ローカルの中の上って感じ。




バスタオルも部屋についてる。
バリカタだったけど。笑
もうこれ、肌削れるヤツ?!ってくらい硬くて
そんでもって水を全然吸わないの。

それでも、ここタンザニアにいるとありがたい。
(ふと日本の素晴らしさを思い出すよね)





夕飯をホテルについてる食堂で食べて
その後すぐに爆睡した私。





はじめてのサファリ
はじめての長距離ドライブ

そして
偉い教授と2人きりの緊張感。





ベッドに横たわると
それらの疲れがドッときて
深い眠りについて気がついたら朝だった。




チュンチュン♪
ブロロロロロ!!




南国っぽい小鳥の声と、
大型トラックのエンジン音が響き渡る朝。




私は爽快に目を覚ました!



おっはよーーーーー♪♪
気分は爽快である。



食堂へ降りてゆくとそこには
すでにもう先生がいた。



「おはようございます♪」



私は爽やかにあいさつをした。



「あ〜。おはよう、、、、。」



先生の返事はしゃがれた声でとても疲れていた。
眠たそうな様子だった。


????


まぁいいか。
そう思ってご飯を食べだした。



しばらくすると、先生が



「昨日は眠れたか?」



と聞いてきた。
初サファリではじめての泊まり。
そういう意味で聞いてくれたのかな?!と思った。




「熟睡でした!」



と私。。



「ホンマかぁ。俺は全然眠れなかった。」
「ワールドカップやってたやろ?」
と先生。。。???




ん???



あぁ、そうか!
今日はちょうどワールドカップの年だった。
すっかり忘れていた。




「隣でワールドカップ開催されてて眠れんかったわ。お前のところは静かだったか?」




「えっ???!!そうだったんですか?
私は疲れてすぐに爆睡してたんで気がつきませんでした。笑」




「女性は、神経が逞しいわ。笑」
みたいな感じで笑われた。




なんのこっちゃ????
と朝食に出たうっすいパンをかじりながら詳しく聞いてみると、、、




例のあの駐車場にいたカップルが隣の部屋だったらしい。




ワールドカップの試合の



ゴーーーーーーール!!!!
というテレビの爆音とともに



隣の部屋からそのカップルの
ゴーーーーーーール!!!!ハートラブラブハートラブラブ
な声と音が永遠と聞こえてきて眠れなかったんだと。爆




なんと!!
平和に爆睡している私とは、全く違う世界線があったらしい。





はじめてのタンザニア。
はじめてのローカルの宿。

すっきり爽快な私と対象的な教授のオチ。
とんだ珍道中の幕開けだわぁ。
濃いわぁ!タンザニア、濃いわぁ。



と思ったのでした♪





ちなみに




日本みたいな、いわゆるラブホテルというものは
タンザニアにはない。

でもそういう風に使われてるホテルみたいなところもある。




そういう宿には、机の引き出しにコン○ー厶が常備されてたり。
(よく聖書入ってるんだけど、一緒に入ってるらしい。笑)
また他の宿では娼婦の人が常駐してて夜になるとコンコン!ってドアを叩きにくるところとかもあるらしい。



なんともディープなローカルの世界。
まぁ、女の私はあまり関わらない世界なんだけど
男性陣にとっては割りとあるあるな話らしい。