これはよくある質問のうちの1つ
「▲▲▲のときには〇〇の言うことしか聞かないんです」
▲→動詞(ごはん、散歩、だっこ、遊ぶときetc)
〇→名詞(お父さん、お母さん、おばあちゃん、おじいちゃん、娘、息子etc)
「人を舐められていますよね?」
「愛犬自身がリーダーと思っているのでしょうか?」
とんでもない!!
一見、【舐めている】や【自分がリーダーだと思っている】という言葉がぴったりあてはまりそうなこの状況ですが・・・
私から見ると何も不思議なことではなく、とても簡単な理由でこういう状況ができあがっているんですよ~
トレーニング方法が犬にとって厳しかろうと、痛かろうと、嬉しかろうと、言うことを聞く人とのルールが犬にとって理解しやすかった
ほんと、これだけなんです
実はこういう状況はトレーニングをお伝えし始めると起きることなんです。
というのは、主に愛犬のお世話を1番多くする方がトレーニングに参加されます!
(その中でも、お母さんが代表で参加されることが1番多いです)
愛犬と一緒にトレーニングを学び始めると、愛犬とお母さんとの間のルール作りがどんどん進んでいきます。
私はドッグトレーニングは会話だと思っていますので、その会話がスムーズに進むように、最初からルール作りをやっていくんですね!
英語だって、単語だけ知っていても密なコミュニケーションは取れません。
文法を知り、一文を組み立てると初めて明確に自分の氣持ちを伝えることができますよね?
それと同じで、トレーニングを愛犬との会話と見立てたときに、単語をつなぎ合わせてちゃんと愛犬に伝わるようにします
ここを分かりやすくすることで、お母さんと愛犬とのやり取りがスムーズになり、お母さんの言うことをよく聞いてくれるようになります
(私としては、家族の皆さんがキューやルールを統一していただくと、犬の学習はグーーーッと加速するので、できる限りご家族で参加いただくかトレーニングを動画で撮影していただき家族の中で共有してもらうようにお願いしています)
なので、決して舐めている訳でも、威張っている訳でもないんです
家族の中でルールや会話方法、キュー(合図)を統一してもらうことでトレーニングが成功する理由があと1点あります
長くなりましたので、それは次回、お話しますね~