トレーニングをみだす犯人は興奮です!
人間の場合は喜怒哀楽、どんな感情であれ、高ぶると興奮します。
興奮すると、呼吸が浅くなり、乱れ、心臓もドキドキし、
体は熱くなり、落ち着いたときのような判断ができなくなります。
体が興奮状態になった少しの差で感情が高ぶるのか、
感情が高ぶったから体の状態が変わるのかは分かりませんが、
犬にとっても過剰な興奮は悪影響。
興奮状態で何かを教えようとしても、理想的な行動を引き出せず、
犬も興奮状態になることを覚えただけになってしまいます。
そして、興奮で厄介なのが、
興奮は望ましくない行動を引き出してしまうきっかけになるということ。
人や周りの犬にとって望ましくない行動は、
喜怒哀楽のどの状態にでも興奮が行き過ぎると現れます
嬉しくて、テンションが上がって、大興奮という犬をよく見かけますが、
それも行き過ぎると、普段できる呼び戻しができなくなったり、
嬉ションと言われる、嬉しすぎておもらしをしてしまう、吠えやすくなります。
楽しい事、嬉しい事がいっぱいなのはとっても良いことなのですが、
それが制御できなくなると、たちまち望まない行動へと発展していきます。
だから、落ち着きの練習は穏やかな犬になるためにとても大切なトレーニングです!
褒めるトレーニングは食べ物やオモチャなど、犬にとって嬉しいご褒美を使うので、
トレーニングが楽しくなる半面、興奮しやすくなります。
興奮をコントロールするために、ご褒美の種類を調整したり、
まずは落ち着く練習から始めることが大切です
見逃しがちな興奮。
もし、愛犬のことで悩まれていましたら、愛犬の興奮具合をチェックしてみてくださいね
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