うつ病罹患者数は年々増えている…
(単に受診者・診断数が増えているという意見もありますが、そのくらい身近な病気になったのだと思います。)


そりゃ、メンタルヘルスが職場で叫ばれてしまいますよねショボーン
うつ病罹患者が増えたら勤労者は減少し、生産性が下がるアセアセ
さらに、休業中の手当てや労災請求も発生し、会社にはマイナスですよねガーン


うつ病を防ぎたい、早期発見と早期復帰を目指したいグー
ならば、どうすれば良いのか??



横浜労災病院の山本医師 の講義がしっくりときたのでうつへの対応に焦点をあててまとめたいと思います。



ライン(管理監督者)によるケア
①日ごろの気配り
一人一人の健康状態を見守り、変化に早く気づくことが大事
②声かけ
相談のきっかけをつくるために 体調大丈夫? などの声をかける
③話をきく
解決やアドバイスを急ぐのではなく、話をじっくり聴く
④つなげる・協力
問題が整理されたら専門家の相談につなげていく


良い聴き方
①最後までじっくり聴く
②相手の気持ちを受け止めるつもりで
③ゆっくり話す。責めない、詰めない
④目を合わせる、頷く、穏やかな表情で
⑤理解できなければ聞き返す
⑥結論を急がない


うつ病時の本人への対応
①休養、栄養、服薬で心のエネルギーをためる
②無理しない、焦らない、自分をいたわろう
③自分の苦痛を正直に話してみる
④専門医にも相談してみる

うつ病時の周囲のサポート
①心配しすぎない、気晴らしに誘わない
②怠け、わがままではない事を理解する
③苦しんでいることを認め、励まさない、叱責しない
④自分の意見を押し付けない
⑤自然に声をかける
⑥原因を追求しない
⑦重要な決定は先延ばしにする
⑧十分な休養を保証する
⑨発症時と回復期の自殺に注意


うつ病を防ぐためには、自分なりのストレス解消法をもち心身ともに健康に と仰っていました。

しかし、現代型(新型) うつ という 職場だけでうつになり、週末は元気という症状もあるので、自分だけで防ぐのは非常に難しいですよね…

だからこそ、周囲のサポート、周囲の理解が必要なのだな と思いました。


ただ、一方では
叱責されて、落ち込んで、やる気がでなくなったら、すぐにうつ病を自己判断する人種もいますからね
うつ病を予防する社会、悪化させない社会づくりはとても難しいようですもやもや