早くも三が日が過ぎました。新年の4日目に突入です。
旧年、大変お世話になった方、新たに出逢った方、日頃より仲良くさせていただいている方、家族と本当にありがとうございました。本年はより一層のお付き合いをよろしくお願い致します。
少し振り返りと、最近思うこと。
2013年というのは、人生を映画とすればまさにEpisode0な年でした。
「耕し~種まきの年」というのが、株式会社manebiとして、また田島個人の人生年表としても
一番しっくり来る言葉です。土を耕し、少しずつ種まきをしたって感じです。
2014年からはEpisode1です。「発芽の年」です。
現状はまだ「耕し~種まき」が継続していますが、
全体を通すとおそらく2014年は、
巻いた種が少しずつ発芽していき、新芽が顔を出し始めます。
それは「知的革命の新芽」です。
ここでいう
「知的」は「知識・知性の豊かなさま」を、
「革命」は「根本的に変革すること」を指します。
「知的革命」とは、人の知が圧倒的に豊かになるために物事の在り方や
手段にメスを入れて根本的な変革を生み出すことです。
と、淡々と明文化していますが、これって凄すぎることだったり
怖かったりすることなので、常に時代と自分たちの在り方を
確かめながら進めていかなければならないと思います。
ただ僕らの考える知的革命は、沢山の自立した人を生み出すことを考えています。
ここでいう「自立」とは、「自分経済圏を持つ人」と定義しています。
では「自分経済圏」とはなにか?
ちょっと話は逸れますが、
この前、新年の番組で映画看板の絵師さんが出ていました。
昔は、映画のポスターはすべて絵師さんが看板に手書きして
作っていた様です。僕は知りませんでした。
「今は需要が減っている」と言っていました。
それはなぜか?
「コンピューターに仕事を取られて。。」という内容でした。
これはおそらくフォトショップ、イラストレーターみたいな
ソフトのことを指しているのだと思います。
今の時代はそういったソフトを駆使して、人が便利にデザインできる時代です。
また、とあるコンピューターがクイズ対決でクイズ王を破る時代であったり、
近い将来、人工知能が人の脳を超えるなんて言われています。
すでに独学するロボットもいます。感情も持つことができるようになるらしいです。
すると人間がソフトを使ってデザインする時代も、
ロボットがソフトを使ってデザインする時代に移るタイミングも
近い将来なのではないでしょうか?
ロボットであれば黄金比率など美しい割合の基礎が脳に標準装備され、
独創的なデザインをするための様々なインプットもロボットが独学し、
まるで機械っぽくない美しいデザインをしてしまうのではないかと思います。
であれば、また人の仕事がコンピューターに取られていきます。
それが良いんだか、悪いんだかは何とも言えないです。現状は。
ただ遅かれ、早かれ、そういった時代に進んでいるのは
歴史をたどれば目に見えたことです。
もっともっと、人の数がいらない会社、ビジネスに
なっていくのだと思います。ロボットが大半の業務を
遂行してくれるという時代に。
そういう時代の流れを感じる中で人はどうしていけばいいのか?
あるべき姿とはなにか?
このまま人が色々と楽をするために業務をロボットに任せ、
成長が止まってしまうと、人とロボットの立場が逆転してしまうでしょう。
「そしたら頭を使う仕事をすればいい」それが今の時代だと思うのですが、
自ら学び良質なアウトプットを行うロボットが現れたらどうしたらいいのでしょうか?
一つ間違いなく言えるのは「人は進化し続けなければならない」ということと、
「これまで以上のスピードで」ということなのだと思います。
ただ、どんな時代であっても人が自ら立ち上がり、自ら経済を作り出し、
自ら生きる道を創りあげられる力があれば少し希望と安心が見えませんか?
それが「自分経済圏」です。
そういった“力”が個人レベルで、少しでもつくように、
僕らは「知的革命で自立した人を増やす。」ということをミッションにおいています。
ミッションに掲げるからには僕らがそうなっていかないといけないなと改めて思います。
そして1人ひとりが存在意義を感じ、幸せに生きられる様に。
ここで思い出したいのが「人の脳の使用率は20%くらいらしい」ということです。
人のポテンシャルはまだまだ高いです。