ビジネスで一番、大切なこと | 自分らしい答えの追求

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株式会社manebiの社長のブログ

おー、そんな大それたこと言っちゃってーと思いながら

この本を読みました。
ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
ヤンミ・ムン
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 3063


リー・ゲンキ氏から借りたものです。


結果から申し上げましょう。

「常識から離れ、ニュートラルな状態で自分や物事を見つめることができる」

そんな本です。

常識的な本でもなければ、非常識すぎる本でもない。

これは自社、クライアント問わずマーケティングを仕掛ける際に

行き詰ったら、読んだ方がいいなと思わされました。

著者がまた「ビジネス書を装った、自分を見つめ直す本」と言ってるところが

やりますね。

著者のヤンミ・ムン氏は

ハーバード・ビジネススクールで今最も注目を浴びている女性経営者ということで

内容はとても充実しています。

マーケティング知識本としては足りていませんので、新たな視点を得るために

読むことをオススメします。

内容は、マーケティングが成功している企業をケーススタディとして挙げていて

差別化や競争優位性について本質をついた話を展開しています。

例えば
・競争の意味は小さな差異ではない
・他社と比べるから独自性が無くなる

などは言葉にしてしまえば簡単なことですが、泥沼にはまってしまっている

企業がほとんどです。

もしかしたら今後、弊社も例外ではなくなる可能性もあります。

特にわかりやすかったのが

「数値やグラフなどデータで目に見えるようにすればするほど、欠落部分を

補完したくなるのが人間の性」というニュアンスの文章があった点です。

するとどうなるか。

何が違いかわからない企業、サービス、商品に満ち溢れるのです。

それが現代の社会。

供給過多です。

そんな中、群を抜いたアイデアで颯爽と企業乱戦から抜け出した

優秀な企業が沢山紹介されています。

著者なりの成功に至った分析なども含まれていてとても参考になります。

優秀な企業は「完璧ではない」

人間同様、アイデアで上手くいっている企業は完璧ではないんですよ。

そこが人々から愛される要因。

愛着になるんですね。


読んでいて次の新規事業でやっていきたいなーと思ったことは以下のことです。

・静かなのだが、大きく違っている
・人と理解し合う

これからやることなので公開できず、抽象的で申し訳ないのですが、

こんな感覚が僕の中でありました。

今年はもっと海外に食い込む予定です。

それから全く語学力も知識もありませんが、

今年中に無理して何とか、英語、中国語を最低ライン話せるようにします!!

あ、宣言しちゃった。。。汗
ビジネスで一番、大切なこと 消費者のこころを学ぶ授業
ヤンミ・ムン
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