プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
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P・F. ドラッカー Peter F. Drucker 上田 惇生
ダイヤモンド社
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プロフェッショナルの条件を読んでみた。
ずっと持っていた本だが、初めて読んだ。
それは僕が尊敬している経営者がドラッカーは読み込んだと
おっしゃっていたからだ。
実際に読んでみると軽い書物ではない。
内容もそうだし、訳書は読みづらい感じがする。
この書の中でドラッカーは言っていた。
「一度も計画通り進んだことはない」と。
なるほど、ドラッカーでさえもそうなのかと。
ただそれで安心して終わりではない。
ズレは生じても計画を立て、それに添えるように
最善を尽くすという行動がそもそも大事なのだ。
そう感じ取られる。
そして、実に興味深いところがあった。
とてもデキる人間を昇格させた時にほとんどが失敗するということ。
なぜだ?
昇格するまではとても好成績な人間でさえも、昇格して頭打ちになることが
多々あるそうだ。
その原因は新しい環境でどう結果を出すかという考えが少ないからだそう。
ついつい、これまで結果を出してきたやり方、考え方で物事を進めがちに
なってしまうが、環境が変わればやり方も変わってくる。
同じことしかやっていないようでは昇格しなくても良かったという話なのである。
なるほどと深く思った。
ここで結果を出すには?という質問を自分にぶつけ常に進化することが
とても大切なんだ。