朝、卵料理を何か作ることにしている。
ゆで卵の日は、茹でたあと殻をむいて、半分に切って、塩をパラっとかけて出していた。
ある日、家族が食べるのに間に合わないので、茹でたままの卵を殻つきのまま、器に入れて出した。塩は食卓塩を出して自分でかけてねと言った。
そうしたら好評だった。いつも半分しか食べてくれない子どもも全部食べてくれた。
この方が好きと言われた。
自分で殻をむく。
塩を自分好みでかける。
パクッと食べる。
美味しいー!となるようです。
私も感じたのですが、包丁できれいに切った断面を食べるのと、パクッとかじるのは結構違うのです。
殻をむくのは、つるんとむける日もあれば、白身どこいっちゃった?となる日もあって、その時の子どもは「あーあ…」と残念そうに食べていてなんだか切なく、「見て!黄身がこんなに!」と白身がとれてもご機嫌な日もある。
ゆで卵の力で食卓は賑やかになります。
毎日の普段の食卓は自分好みにテーブルの上で仕上げられる料理もいいもんだなと思いました。