NH697便は15時台の羽田空港を出発し山口宇部に向かうANA便ですね。

今回は同じ路線の往復飛び比べです。往路と復路で全然景色が違うのが飛行機旅の楽しみですが、景色の違いを楽しんでもらえればと思います。

スクリーンショットを作成した日は羽田空港は南風運用、宇部空港は北風運用でRJTT RWY22を離陸しRJDC RWY07に降りるフライトとして計画しました。羽田新ルートは都心上空を飛行機が飛んでいくところに注目されがちですが、RJTT RWY22からの出発が活用されるようになったのも、この羽田新ルートの副産物ですね。

ここからはいつもと同じようにFlightrader24での飛行経路軌跡を参考にSimBriefAIS Japanの資料を用いて作成していきます。

 

Deperture:NINOX3 deperture

Airway:NINOX Y28 MARCO Y284 UBE

Arrival: / ILS RWY07 approach

↑SimBriefより。RJTT(HANEDA)-RJDC(Yamaguchi-Ube)

↑AIS Japanより。RJTT NINOX3 deperture/RJDC ILS RWY07 approach

 

離陸後小さく旋回して横浜上空を通っていく経路になっていることがおおいNINOX3 depertureですが、RWY22からの離陸の場合は比較的大きく飛んで三浦半島を回り込むようなフライトになります。RWY22からの離陸だと高度を稼ぐことができないためではないかと思います。富士山のすぐ北をとんで西へ向かいます。宇部空港の東には航空自衛隊の防府基地があり宇部空港への着陸はこことの干渉を気にしながら経路設計されていると思われますが、RWY07, 25ともにRNP ARの経路が設定されているものの、B767のフライトはなぜかILS07を使用したり、RWY25へもサークリングしたりしておりています。ですので今回もRNP ARではなくVORを使用したILSRWY07で降りてみようと思います。

 

景色の着眼点としては

羽田空港・横浜

富士・甲府盆地・南アルプス

琵琶湖

瀬戸内海

宇部市街・北九州空港

といったところでしょうか。

いつものように飛行機に搭乗し、ゲートがはずれドアが閉まった時間が出発時間です。

 

羽田空港・横浜

羽田空港RWY22を離陸すると川崎の工業地帯が目の前にあるのですが、その上空を左旋回しながら飛んで東京湾に出ていきます。

↑MSFS2020より。RWY22 endよりこれから離陸していく方角を見据えて。

↑MSFS2020より。離陸後。羽田方面を振り変える。

↑MSFS2020より。雲の切れ間からランドマークタワー。

富士・甲府盆地・南アルプス

NINOX3 depertureは富士山のすぐ北側と飛行する経路につながっており、富士山は左席からほとんど直下に見えるようなイメージですね。キャビンからはなかなか難しいかもしれませんが、正面からは富士山と南アルプスから八ヶ岳にかけてをパノラマ出来るのでsimpilotはこの経路のフライトが気に入っています。

↑MSFS2020より。富士を北東から。

↑MSFS2020。甲府盆地と南アルプス、八ヶ岳。

琵琶湖

日本アルプスを飛び越すと、濃尾平野から近江山脈、琵琶湖と続きます。

↑MSFS2020より。琵琶湖。

瀬戸内海

瀬戸内海は山陽沿岸をフライトしていくことになりますので、遠景は四国北岸と日本海ですね。芸予諸島を過ぎたあたりかだ高度を下ろしていき、今回はUBE VORDMEを目指してフライトしていきます。

↑MSFS2020より。芸予諸島越しに四国北岸。

宇部市街・北九州空港

5000ftでUBE VORDMEを通過します。滑走路よりやや北に変針し周防灘に出ていきます。北九州空港のすぐ東まで飛んで左旋回し宇部空港のILSを捕捉します。

↑MSFS2020より。北九州空港。

↑MSFS2020より。グライドパス上から宇部市街。

 

Spot inしました。所要時間は97分でした。

Flightrader24ではRJTT block outからRJDCのBlock inまで記録されていて91分のフライトでした。実際のNH697便はRWY25にRNP ARに似たような経路で降りており所要時間の差になったものと思われます。

フライトシムのコースとしては日本アルプスの上をダイナミックに飛行する見ごたえのある経路と思います。

 

-シムパイロットの方へ-

【今回の使用機材】

Fenix sim A320ceo

MSFS2020外のAdd on機体です。FBW A32NXもリアリティー志向が強いのですが、こちらは有料MODだけあってその完成度はかなり高くなっています。特にVNAVの性能はA32NXにはない精度でシミュレートすることができます。

 

-これからシムパイロットになる方へ-

MSFS2020を始めるうえで最も重要なのはPCの選定です。XBOXでという方もおられるかもしれませんが。

かなり高いスペックを「推奨Spec」で要求しています。

最低スペックは起動できる最低スペックなので推奨スペックが必要です。

メモリ16Gが曲者で一般の家電用品店では在庫なしでした。

メモリ16GのPCを選ぶとメモリ以外は理想スペックに近いものになる傾向があるかと思います。

わたしはiiyamaのLEVEL-15FXR23-i7-RASXMのメモリを32GBに拡張したものを使用しています。ノートPCの画面を34型ウルトラワイドモニタで拡張して使しています。

 

 

 

3グレードありますが、違いは収録機材と空港です。システムは一緒です。

A320NXやA320ceoは追加ですので、いずれのgradeにもありません。

 

 

 

操作にはジョイスティック必須。スロットルもあるほうがいいですね。

 

 

 

知識ゼロからとにかく飛ばしたい方必携。

 

【Microsoft Flight Simulator 2020】

Microsoft Flight Simulator 2020 © Microsoft Corporation. この記事の一部は、Microsoft の「ゲーム コンテンツ利用規約」 に基づき、Microsoft Flight Simulator 2020のアセットを使用して作成されたものであり、Microsoft との提携または Microsoft による承認を意味するものではありません。  

 

 

【SimBrief】

 

 

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*SimBriefはNavigraphにより運営されているフライトシミュレーター向けのルート作成ツールです。ここで示したルートなどは空想のものであり航空機の実運用に使用すべきものではありませんのでご留意願います。