7G41便は早朝6時台の羽田を出発し日本の航空路線では最大の幹線である東京羽田-福岡線の一便を担うSFJ便ですね。

スクリーンショットを作成した日は羽田空港は北風運用、福岡空港は緩い北風でしたがRWY16運用でしたのでRJTT RWY34Rから離陸しRJFF RWY16に降りるフライトとして計画しました。

ここからはいつもと同じようにFlightrader24での飛行経路軌跡を参考にSimBriefAIS Japanの資料を用いて作成していきます。

 

Deperture:BEKL2B deperture

Airway:BEKLA Y18 PIGAP Y88 SUGAL Y20 STOUT KIRIN

Arrival:MALTS East arrival / ILS RWY16 approach

↑SimBriefより。RJTT(Tokyo/Haneda)-RJFF(Fukuoka)

↑AIS Japanより。RJTT BEKLA2B deperture/RJFF MALTS Easr arrival

 

羽田空港は何となく、北風の時の北行きはRWY34R, 南行きはRWY05と思われている方もおられると思います。実際には到着空港への経路も加味して選定されるのだと思いますが、羽田空港から西を見てみると山陽沿岸がありこのラインの南北が北風運用時のRWY選択の境界線になっているようです。福岡は位置だけ見ると微妙なところですが、玄界灘側(北側)からのアプローチが原則で羽田空港も北無垢に出発です。福岡での到着経路は皆さんご存じ、「ビール街道」のMALTS East arrivalですね。

 

景色の着眼点としては

東京都心

諏訪湖・八ヶ岳・浅間山

関ケ原・琵琶湖

中国山地・広島湾

福岡

といったところでしょうか。

搭乗されたことのある方も多い路線だと思いますので、今回はあえてコックピットからのviewや絶対見ることのない「後ろを振り返ったときのview」もご紹介してみたいと思います。

いつものように飛行機に搭乗し、ゲートがはずれドアが閉まった時間が出発時間です。

 

東京都心

RWY34Rを離陸したらすぐに右旋回しSIDに沿って飛んでいきます。BEKLA2B depertureは荒川河口で左旋回し荒川沿いに飛んでいくとちょうど都心と呼ばれる地域を取り囲むような形でフライトしていくことになります。左旋回を主体としたフライトなので、左席からは都心の風景がよく見えますね。飛んできたほうを振り返ってみてみると荒川沿いに飛んでいるのがよくわかります。

↑MSFS2020より。離陸後まもなく。わかりにくいが湾岸地帯と東京タワー

↑MSFS2020より。飛んできた軌跡を振り返る。荒川沿いをフライト。

 

諏訪湖・八ヶ岳・浅間山

青梅市あたりから関東山地を越えて甲府盆地の北をかすめるようにフライトしていきます。もちろん左席は富士山viewになっていますが右席からは八ヶ岳や浅間山、諏訪湖あたりまでみわたすことができますね。

↑MSFS2020より。日本アルプスを見渡す。

 

関ケ原・琵琶湖

日本アルプスを越えていくと、左に伊勢湾を見ながら進みます。ちょうど関ケ原の上空で近江山脈を越え琵琶湖を飛び越して中国山地の稜線に沿って西へ進みます。

↑MSFS2020より。関ケ原と近江山脈。

 

中国山地・広島湾

このあたりでは最高高度で飛んでいますので左右に瀬戸内海と日本海が見えてきます。コックピットからはたくさんの島がある瀬戸内海とどこまでも海が広がる日本海の雰囲気の違いが面白いですね。

↑MSFS2020より。兵庫上空から。西方面。

↑MSFS2020より。広島湾。

↑MSFS2020より。芸予諸島。

 

福岡

ビール街道を駆け抜けて、ビールの原料MALTSを経由して福岡空港RWY16へアラインします。RWY16にアラインするとコックピットからは福岡の市街地や博多湾が一望できますね。ILSにのって降下しRWY16へ着陸していきます。

↑MSFS2020より。まもなく博多湾。

 

 

Spot inしました。所要時間は106分でした。

Flightrader24では7G41便の所要時間はspot to spotで110分でした。

今回も大体正確にフライトできたのではないかと思います。

 

便数のおおい日本の空の大幹線ですが、普段とちがう角度からの景色はいかがでしたでしょうか?

 

-シムパイロットの方へ-

【今回の使用機材】

Fenix sim A320ceo

MSFS2020外のAdd on機体です。FBW A32NXもリアリティー志向が強いのですが、こちらは有料MODだけあってその完成度はかなり高くなっています。特にVNAVの性能はA32NXにはない精度でシミュレートすることができます。

 

-これからシムパイロットになる方へ-

MSFS2020を始めるうえで最も重要なのはPCの選定です。XBOXでという方もおられるかもしれませんが。

かなり高いスペックを「推奨Spec」で要求しています。

最低スペックは起動できる最低スペックなので推奨スペックが必要です。

メモリ16Gが曲者で一般の家電用品店では在庫なしでした。

メモリ16GのPCを選ぶとメモリ以外は理想スペックに近いものになる傾向があるかと思います。

わたしはiiyamaのLEVEL-15FXR23-i7-RASXMのメモリを32GBに拡張したものを使用しています。ノートPCの画面を34型ウルトラワイドモニタで拡張して使しています。

 

 

 

3グレードありますが、違いは収録機材と空港です。システムは一緒です。

A320NXやA320ceoは追加ですので、いずれのgradeにもありません。

 

 

 

操作にはジョイスティック必須。スロットルもあるほうがいいですね。

 

 

 

知識ゼロからとにかく飛ばしたい方必携。

 

【Microsoft Flight Simulator 2020】

Microsoft Flight Simulator 2020 © Microsoft Corporation. この記事の一部は、Microsoft の「ゲーム コンテンツ利用規約」 に基づき、Microsoft Flight Simulator 2020のアセットを使用して作成されたものであり、Microsoft との提携または Microsoft による承認を意味するものではありません。  

 

 

【SimBrief】

 

 

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*SimBriefはNavigraphにより運営されているフライトシミュレーター向けのルート作成ツールです。ここで示したルートなどは空想のものであり航空機の実運用に使用すべきものではありませんのでご留意願います。