NH1893便は早朝7時台の羽田を出発し着陸の難所で知られる伊豆諸島の八丈島空港へ到着するANA便ですね。

スクリーンショットを作成した日は羽田空港は北風運用で佐賀空港は西風運用でしたので、RJTT RWY05から離陸しRJFS RWY29に降りるフライトとして計画しました。

ここからはいつもと同じようにFlightrader24での飛行経路軌跡を参考にSimBriefAIS Japanの資料を用いて作成していきます。

 

Deperture:NINOX3 deperture

Airway:NINOX Y28 ONDOC Y452 OOITA Y40 IRPIN

Arrival:IRPIN South approach / RNP RWY29 approach

↑SimBriefより。RJTT(TOKYO/HANEDA)-RJFS(SAGA)

↑AIS Japanより。RJTT NINOX3 deperture/RJFS RNP RWY29 approach

 

今回simbriefが作成してきた経路はオーソドックスな経路ではないかと思いますが、広島を過ぎたあたりから南に迂回し有明海の南から北上して佐賀空港に降りています。佐賀空港は筑後平野の有明海北岸に位置しますが、すぐ北には日本屈指の混雑空港である福岡空港があります。それを避けるようにフライトするためには高度をとる(東からの長崎線はこのやり方で福岡上空を通過するのですがこれはまたの機会に)か迂回するのですが、佐賀空港へは迂回でのアプローチですね。

 

景色の着眼点としては

東京湾・富津岬

富士山・日本アルプス

瀬戸内海

別府湾

有明海

といったところでしょうか。

いつものように飛行機に搭乗し、ゲートがはずれドアが閉まった時間が出発時間です。

 

東京湾・富津岬

羽田空港を離陸後は右旋回して東京湾内をフライトしていきます。房総半島から三浦半島にすっと飛び出した岬が印象的ですが、富津岬ですね。

↑MSFS2020より。富津岬を正面に見ながら右旋回し、横浜の上空あたりで関東平野に上陸します。そんなところを飛んでいるのかと思われるかと思いますが、この時点で高度6000mくらいに到達しています。

富士山・日本アルプス

この経路は富士山のすぐ北麓を通過する経路です。ほとんど真上をフライトするような形になるので実際にはよく見えないかもしれません。その分コックピットからは正面に富士山を見ることができます。

↑MSFS2020より。富士山を東から。

↑MSFS2020より。右手は甲府盆地。

瀬戸内海

中京地区、京阪神を抜けると瀬戸内北岸とフライトしていきます。ここでもやはり福岡行よりは一つ南の航空路をフライトしています。山陽沿岸の景色はコックピットの特権ですね。

↑MSFS2020より。広島県第二の都市・福山

↑MSFS2020より。広島湾。

別府湾

広島湾を過ぎたところで南西へ変針し別府湾あたりから九州に上陸します。九重連山や阿蘇を横切って熊本上空から有明に出ていきます。

↑MSFS2020より。別府湾。

↑MSFS2020より。阿蘇外輪山と九重連山。

有明海

有明海が見えてくるとまもなく右旋回していきます。旋回すると正面が佐賀空港です。雲仙や諫早湾は左前方ですが、右旋回してしまうのでこれもコックピットからの特権かもしれません。佐賀空港は正面ですが、RNPARの経路に沿って左旋回し空港東から佐賀空港に着陸です。

↑MSFS2020より。雲仙。

↑MSFS2020より。諫早湾。

↑MSFS2020より。佐賀空港から雲仙。

 

Spot inしました。所要時間は 110分でした。

スクリーンショットを作成した日も3月14日のNH45便とほとんど同じ経路でフライトしたと思います。

3月14日 NH451便 RJTT 7:15⇒ RJSG 13:06でしたので、ほとんどそん色ない所要時間でフライトできたと思います。

このフライトは景色のいいフライトだと思うのですが、ほとんど真上をパスしてしまうので景色を堪能するにはコックピットからがいいのではないかと思います。フライトシムの特権ですね。フライト時間が長くなってしまいますが、出発地を伊丹や関空にするとそれ以西は似たような景色のフライトが楽しめます。

 

-シムパイロットの方へ-

【今回の使用機材】

Fenix sim A320ceo

MSFS2020外のAdd on機体です。FBW A32NXもリアリティー志向が強いのですが、こちらは有料MODだけあってその完成度はかなり高くなっています。特にVNAVの性能はA32NXにはない精度でシミュレートすることができます。

 

-これからシムパイロットになる方へ-

MSFS2020を始めるうえで最も重要なのはPCの選定です。XBOXでという方もおられるかもしれませんが。

かなり高いスペックを「推奨Spec」で要求しています。

最低スペックは起動できる最低スペックなので推奨スペックが必要です。

メモリ16Gが曲者で一般の家電用品店では在庫なしでした。

メモリ16GのPCを選ぶとメモリ以外は理想スペックに近いものになる傾向があるかと思います。

わたしはiiyamaのLEVEL-15FXR23-i7-RASXMのメモリを32GBに拡張したものを使用しています。ノートPCの画面を34型ウルトラワイドモニタで拡張して使しています。

 

 

 

3グレードありますが、違いは収録機材と空港です。システムは一緒です。

A320NXやA320ceoは追加ですので、いずれのgradeにもありません。

 

 

 

操作にはジョイスティック必須。スロットルもあるほうがいいですね。

 

 

 

知識ゼロからとにかく飛ばしたい方必携。

 

【Microsoft Flight Simulator 2020】

Microsoft Flight Simulator 2020 © Microsoft Corporation. この記事の一部は、Microsoft の「ゲーム コンテンツ利用規約」 に基づき、Microsoft Flight Simulator 2020のアセットを使用して作成されたものであり、Microsoft との提携または Microsoft による承認を意味するものではありません。  

 

 

【SimBrief】

 

 

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*SimBriefはNavigraphにより運営されているフライトシミュレーター向けのルート作成ツールです。ここで示したルートなどは空想のものであり航空機の実運用に使用すべきものではありませんのでご留意願います。