空想航空路線:静岡-小松線のフライトプランを作成していきます。
いつもの様にSimBriefとAIS Japanをもとに作成していきます。
まずは、神戸-小松をご紹介します。
Deperture:FUJIK3 deperture GAKKI transision
Airway:GAKKI Y295 KCC V52 KMC
Arrival:KMC East arrival / RNAV RWY24 arrival
↑SimBriefより。RJNS(SHIZUOAK)-RJNK(KOMATSU)
↑AIS Japanより。左)RJNS FUJIK3 deperture, 右)RJNK KMC East arrival
解説
静岡空港は急峻で有名な駿河湾に面した地域の丘陵地帯を整地してできた比較的新しい空港ですね。富士山静岡空港と愛称されますが、もちろんエプロンからは富士山が見えます。そういった立地ですので空港の北側にがすぐに日本アルプスの山々が迫るので、真北に離陸していくのは難しい立地になっています。そのため一度太平洋上にでて高度を稼いでいくような出発経路が設定されています。VORDMEを使用して基礎旋回していく経路も設定されていますが、今回はRNPを活用する経路であるFUJIK3 depertureを使用してみます。いったん浜松方向に飛んでいき濃尾平野の外縁をなぞるようにフライトし加賀の国の白山を飛び越してに日本海側に出ていく経路設計です。中日本の険しい山岳地帯を飛び越すため、小松空港への到着経路には空港の直上から高度処理しながら東西にまわりこんでいく経路が設定されています。KMC arrivalですね。今回はこの経路を使用してみようと思います。
次に、小松-静岡を考えます。
Deperture:MANAH2 deperture KCC transison
Airway:KCC Y295 SZE
Approach:ILS Y RWY30
↑SimBriefより。RJNK(KOMATSU)-RJNS(SHIZUOAK)
↑AIS JAPANより。左)RJNK MANAH2 deperture, 右)RJNS ILS Y RWY30
解説
往路とほとんど反対向きのような経路にはなりますが、RNPの出発経路とVORDMEを使用した基礎旋回を行うアプローチの組み合わせの経路です。往路の反対向きなので険しい中日本の山岳地帯を超えるのですが、着陸のほうが離陸よりも高度処理に距離が必要なので山越えのある経路は見た目以上に飛行距離が延びてしまいますね。復路は静岡側で太平洋上で基礎旋回することにより高度処理をかけていきます。そのほかにも静岡空港にはRNP経路で太平洋上をとんで高度処理する経路も設定されています。ただ結構距離が長いため、空港のVORDMEを使用し太平洋上で基礎旋回するほうが飛行距離は短くなると思われますし、Floghtrader24を見てみますと静岡への札幌・福岡からの到着便はほとんどこの経路で降りていますね。
50分くらいのフライトではないかと思います。
【SimBrief】
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*SimBriefはNavigraphにより運営されているフライトシミュレーター向けのルート作成ツールです。ここで示したルートなどは空想のものであり航空機の実運用に使用すべきものではありませんのでご留意願いH4






