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震災から10日以上たちました。
 
あの日、2011年3月11日を境に、生きている世界が一変しました。
 
3月11日以前、3月11日以後、という歴史的な分かれ目になってしまいました。
 
そして今こうしている時でも、余震を感じることがあります。
 
毎日毎日、緊張状態から抜け出せません。
 
被災地の救援活動を見守りながら、福島原発への不安も日々募っています。
 
夢か現実なのか、時々わからなくなるときもあります。
 
溢れるほどの情報に振り回され、それに押しつぶされそうにもなった日々でもありました。
 
「今自分にできることは何だろう」、「心を一つに!」、「助け合おう」
 
この言葉たち、
 
今までの人生の中で、これほどたくさん目にし、耳にしたことがかつてあったでしょうか。
 
自然発生的に、私たち日本人の心から湧き出たものです。
 
加えて、今回私が痛切に感じたことは、
 
正確な情報を、自分自身できちん取捨選択することの大切さです。
 
被災地の方、それ以外の人たちも、垂れ流されてくる情報の脅威に
 
精神的にやられている人も多いと思います。
 
私自身もそうです。
 
特に、原発についての正確な出処であると確信できる情報が、なかなか入ってきません。
 
インターネットを見れば、海外のマスメディアの強烈な記事が目につきます。
 
日本の政府は信じられない!と、海外のニュースを頼りにする人も、少なくありません。
 
ただ、確かなのは、現在我が身を呈して、私たちを守ろうと必死の努力を
 
して下さっている方が、数多くいることです。
 
本当に、ぎりぎりのところでの作業なのだと思います。
 
政府や東電に対しての不満も出ていますが、みんな不眠不休で動いていることは
 
事実です。
 
IAEA(国際原子力機関)の天野事務局長が先日急遽来日し、徹底的な情報開示を管総理に強く求め、
 
世界の全ての力を結集して、事態に対応しなくてはならない、というコメントを発表しました。
 
情報を包み隠すことなく開示し、世界規模で、状況の改善を図ること。
 
心を一つにして、我々も批判や不満にエネルギーを向けるのではなく、
 
自衛隊、消防庁、東電、役人、自治体、東芝や日立ほかメーカー技術者etc etc etc
 
懸命な努力を続けてくださっている方々に敬意と感謝の気持ちを持ち、
 
 希望をもって強く深く祈ることが、大切なのだと思います。
 
そして具体的に、今自分自身にできることは、
 
まずは被災者の方々が少しでも前へ進んでいかれるように、
 
節電、募金、買占めに走らない、自分自身の心を建て直し、日常生活を
 
きちんと送ること、なのだと思います。
 
自分の心が元気じゃないと、人を助けることはできないし、
 
与えることもできないと思います。
 
そして、情報に振り回されないこと、自分たちの本来持っている、野生のカンを
 
働かせて、正確な情報を取捨選択すること、
 
そして、深く強く、希望を持って、祈ること、だと思います。