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【詩篇9篇】o19 指揮者のために。「ムテ・ラベン」の調べに合わせて。ダビデの賛歌
psm9:1 私は心を尽くして 主に感謝します。あなたの奇しいわざ を余すことなく語り告げます。
psm9:2 私は、あなたを喜び、誇ります 。いと高き方よ。あなたの御名をほめ歌います。
psm9:3 私の敵は退くとき、つまずき、あなたの前で、ついえ去ります。
psm9:4 あなたが私の正しい訴え を支持し、義の審判者として王座に着かれるからです。
psm9:5 あなたは国々をお叱りになり、悪者を滅ぼし、彼らの吊を、とこしえに、消し去られました。
psm9:6 敵は、絶え果てて永遠の廃墟。あなたが根こぎにされた町々、その記憶さえ、消えうせました。
psm9:7 しかし、主はとこしえに御座に着き、さばきのためにご自身の王座を堅く立てられた。
psm9:8 主は義によって世界をさばき、公正をもって国民にさばきを行なわれる。
psm9:9 主はしいたげられた者のとりで、苦しみのとき のとりで。
psm9:10 ★ ★ 御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨て になりませんでした。
psm9:11 主にほめ歌を歌え、シオンに住まうその方に。国々の民にみわざを告げ知らせよ。
psm9:12 血に報いる方 は、彼らを心に留め、貧しい者の叫びをお忘れにならない。
psm9:13 主よ。私を あわれんでください 。私を憎む者から来る私の悩みを見てください。主は死の門から私を引き上げてくださる。
psm9:14 私は、あなたのすべての誉れを語り告げるために、シオンの娘の門で、あなたの救いに歓声をあげましょう。
psm9:15 国々はおのれの作った穴に陥り、おのれの隠した網に、わが足をとられる。
psm9:16 主はご自身を知らせ、さばきを行なわれた。悪者はおのれの手 で作ったわな にかかった。ヒガヨン セラ
psm9:17 悪者どもは、よみに帰って行く。神を忘れたあらゆる国々も。
psm9:18 貧しい者は決して忘れられない。悩む者の望みは、いつまでもなくならない。
psm9:19 主よ。立ち上がってください。人間が勝ち誇らないために。国々が御前で、さばかれるために。
psm9:20 主よ。彼らに恐れを起こさせてください。おのれが、ただ、人間にすぎない ことを、国々に思い知らせてください。セラ
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おはようございます。
作業を大分残しながら、子供と休暇を過ごしました。
残念ながら・・そのお陰で今日は大変だ。
さて今日も共に詩篇を。
僕の心に留まったのはこんな言葉。
psm9:20 主よ。彼らに恐れを起こさせてください。おのれが、ただ、人間にすぎない ことを、国々に思い知らせてください。セラ
僕らは人間にすぎない。
人間に過ぎないコトを知る為には、自分の弱さ貧しさを味わうことから始まる。
貧しさ・弱さを知ることは
神様との出会いの始まりとなる。
そして
僕らの真のアイデンティティー(存在意義)を見出させる事になる。
僕らは人間に過ぎない。
思い知ることで、僕らは本来の自分自身のあり方を喜べるに違いない。
・・・ 楽しめそう。
今日も神様の素晴らしさを体感できますように。
隠された神様の恵みを数えに今日も一緒に出かけましょう~。
神様・・
eps1:17 どうか、私たちの主イエス・キリストの神 、すなわち栄光の父が、神を知るための知恵と啓示の御霊を、私に与えてくださいますように。
eps1:18 また、私の心の目 がはっきり見えるようになって、神の召しによって与えられる望みがどのようなものか、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものか、
eps1:19 また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、私が知ることができますように。
a-men.
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詩9篇 「さばく」 שָׁפַט シャーファト דִּין ディーン
〔カテゴリー愛顧〕
8節「主は義によって世界をさばきשָׁפַט、公正をもって国民にさばきを行われるדִּין。
16節「主は、ご自分を知らせ、さばきמִשְׁפָּטを行われた。」
Keyword; 「さばく、さばきを行う」 judge, judging,
- この詩9篇1節の「奇しいわざ」(関根訳「妙なるみ業」)とは、この詩9篇の場合では、悪者は必ず自滅するという神のさばきの不思議さを意味しています。「貧しい者、しいたげられた者、悩む者」にとっては、神が正しい裁きを行ってくれること(judge)、かばってくれること(defending)、自分たちの訴えを支持してくれること(vindicate)、それ自体が恩寵なのです。
- 事実、バビロン捕囚時代に王の寵愛を受けたダニエルを妬んだ敵の画策、および、捕囚からの解放後にペルシャ王の側近ハマンが自分に頭をさげないモルデカイを恨んでユダヤ人撲滅の画策が、いずれも発覚して自ら設けた穴に陥るという出来事がありました。自分たちにはどうすることもできない敵の策略に対して、神が義をもって敵をさばき、自滅させたという出来事を背景として考えることができるのではないかと思います。
- 「国々はおのれの作った穴に陥り、おのれの隠した網に、わが足をとられる。主はご自分を知らせ、さばきを行われた。悪者はおのれの手で作ったわなにかかった」(15, 16節)とする自滅の原則は、この詩9篇のみならず、7:14~16,63:9~10, 64:8節にもみられます。
- 詩9篇では、「さばき」を意味する三つの重要な統治用語が使われています。
①シャーファトשָׁפַט(shaphat)〔動詞〕「さばきをする」9:4, 8, 19, judge, defending, vindicate,旧約203回、詩篇32回(神のさばきによる恩寵を意味するものとしては7:8,11/10:18(かばう)/26:1/35:24/37:33/43:1/50:6/51:4/58:1,11/67:4/72:4/75:2, 7/82:8/94:2/96:13/98:9)
②ミシュパートמִשְׁפָּט(mishpat)。シャーファトשָׁפַט(shaphat)の名詞形。「さばき、審判」9:4, 7 旧約421回、詩篇65回。judgement,
③ディーンדִּין(diyn) 動詞・名詞いずれも同形。「さばきを行う、審判する」9:4, 8 judge, govern, 〔動詞〕旧約24回、詩篇8(7:8/9:8/50:4/54:1/72:2/96:10/110:6/135:14)。
〔名詞〕旧約20回、詩篇3回(9:4/76:8/140:12)
- シャーファトשָׁפַט(shaphat)、ミシュパートמִשְׁפָּט(mishpat)、ディーンדִּין(diyn)が、ワンセットで使われています。これはへブル詩の特徴であるパラレリズム、すなわち、同義的並行法によるものです。8節の「主は義によって世界をさばきשָׁפַט、公正をもって国民にさばきを行われるדִּין。」はその良い例です。
- 詩篇96篇にも10節「主は公正をもって国々の民をさばくדִּין」、同篇9節「主は、義をもって世界をさばきשָׁפַט、その真実をもって国々の民をさばかれるשָׁפַט。」とあります。
- 義をもって、公正をもって、裁かれる神がおられることで、私たちは自分で復讐することなく、神にすべてをゆだねることができるのです。
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