10.Stride


Lyrics by SIMON JAP

Produced by dj honda


Verse1

「早くしなきゃ遅れるよ」って

引っ張られ

必死で歩いてる君は立派だね

足がもつれそうでもその小さな手

ギュッとにぎりその小さな歩幅で 


「みんな待って」って

置いてかれないように

それ見て俺も

老いて枯れないように

何に急かされてたのかもわからず

周りに合わすだけで精一杯

だったな


時間に遅れるのは

しょっちゅうだった

保育園から遅刻の常習犯さ

毎日夜中まで飲み屋で仕事

してる母ちゃんは

起きらんねぇしいいよもう


そん時の事は何も恨んでないよ

寧ろ沢山の愛と詰まってた希望

感謝忘れず全うする今日も

子供起こして学校送るよ


Hook1

時に道や周りから逸れたり

信頼できる仲間と助け合い

あの日の事は今も忘れない

人それぞれの歩幅で歩けば良い


Verse2

小学生になりゃ既に遅れてた勉強

ふざけてた訳じゃねぇよ

よく寝てたけど

教科書とか机に落書きばっかして

休み時間、放課後

集まりサッカーして


マラドーナんなった気で

ドリブルしてた

陽も沈むまで何より夢中で

ボール蹴った

本気でプロ目指して練習に励んだ

けど中学の頃に挫折して荒れた


大人の言う事のなんか

全く聞かなかった

あの頃の俺に

ラッパーの言葉が刺さった

母ちゃんは高校だけは出てって

心配して泣いた

から行ったけど一学期で退学


そっから族の先輩とかと

遊ぶ様になって

謎に不良カッケー

って今思うとダッセー

徐々に悪事に手を染めて

牢獄行って

報告してぇと取った高卒認定


Hook2

時に失敗したり勝負に敗れたり

抑えきれない思いが溢れ出し

誰も本当の気持ちは隠せない

人それぞれの歩幅で歩けば良い


Verse3

マジで今まで何度も下手をこき

心の中にゃ消えない怪我を負い

それでも失ったもんよりも

得たものに

目を向け増やしたいぜ笑顔ん時


困難ばかりだがどんちゃん騒ぎ

日々とんがる魂の音楽は神

紙とペンを持ち 書き留める想い

これ以外俺には何もねぇよもう


風に吹かれて俺はここにいる

この道で消えず揺れる灯火

みんなそれぞれの夢を共に見る

天使の様に寝てる君の頬にキス


ハワイで家族と幸せに暮らし

己を磨き光らせるクラシック

過去にどんな過ちを犯そうと

する馬鹿なりの親孝行


Hook1

時に道や周りから逸れたり

信頼できる仲間と助け合い

あの日の事は今も忘れない

人それぞれの歩幅で歩けば良い


Hook2

時に失敗したり勝負に敗れたり

抑えきれない思いが溢れ出し

誰も本当の気持ちは隠せない

人それぞれの歩幅で歩けば良い