秋が来て、暑さも和らいだように思う。
油断はできない、
今度は台風の連打という。
母のお祖父さんは、大震災のとき軍隊にいた。
命じられて山の材木を切り、筏にしたという。
東京は燃えてしまうが、立て直しには材木が必要。
利害損得なしで、相模湖に筏を何百も浮かべて、下流に運ぼうとした。
9月の今頃、大きな台風が筏をすべて海に流し去った。
私財を投げ打ってしたので、莫大な借金を抱えてしまう。
それから3台は借金を返すために一族をあげて苦労したそうだ。
いまだにこの話は祖母から聴かされ、9月のこの時期は祖父たちの苦労に自戒する。









