お茶を切らせた。
いつものはジャスミンと手作りのアロエのお茶だった。
冬でアロエのお茶はできない。
家内が見つけてきてくれたアロエの原液があったのでそれを使うが、
ジャスミンがなくなる。
その混ぜる配分がいつも違う。
やっと分かってきたところであった。
冷凍室からなんと団茶のような北の国のお茶が出てきた。
沢山ある。
こんなにあるのにほかの茶を買うのもおかしいと今日からこのお茶に混ぜてアロエのお茶をつくる。
まづは家内に薄くしてあげる。
三杯は一度にとる。
色が出なくなるまで飲むのは祖母の直伝だ。
最後に蓋を開けると少なくしたはずが、葉が広がって一杯だった。
昔の人はこの葉も食べたという。
間違いなく団茶という種類の北方のお茶である。
味はまたジャスミンとは違うが、それなりに美味しく飲めた。
姉の雪の八ヶ岳の絵を見ながら小さな茶会である。