プレーヤーが治ったというか、今日の散歩でドン・キホーテで見つけた。
この値段なら、まあまあ!
あと十年ぐらいシステムが持つだろうと、帰ってきてセットアップした。
ホークソングの音は、今度は針飛びもせず、全部に良い音が出た。
だが、スピーカーの一つが音が出ない。
家内の細い腕ならと、手伝ってくれた。
パイオニアは重低音もよく出た。
大事なビクターが右が出ない。
困った。
全部配線を辿ったら、アンプにつながるのが切れていた。
何しろ40年か!
埃がいけないのに、山のようだった。
ラジオも音は出たが、今の時代に合わない。
沢山の電波が飛びすぎていて、受信能力が落ちる。
新品のテレビでも電波を安定させる装置をつけないとダメ?
いったい現代社会は、どこに行くのだろうと思う。
回転木馬のように回っているだけでは、進歩しない。
一番ダメなのは人間と教わる。
宗教学の時間である。
種族保存の本能と自己保存の法則で生きている。
これに逆らい勝てる方はいない。
回転木馬は目が回るばかりである。
人生68年、ここまで使えばステレオシステムの費用を出してくれた方にも申し訳が立つ。
病院の理事長で祖母の仲人さんだ。
3月10日の東京大空襲に、坂の真ん中で防空壕を掘り、何とか空襲をやり過ごしたという。
その方が費用を出したのに、私は大きな百科事典を買ってしまう。
かえって褒められて、また資金をいただいた。
それが今のシステムの前身、スタジオになってしまう。
まあいろいろあったが、1970年生きていただけで奇跡のような時代である。
ノンポリは生きられない。
内ゲバというのがあり、ふらふら遊んでいると自己批判をさせられる、
問題が荒れ、三日三晩、理論闘争という議論である。
私は放送部の渉外であったので東京じゅうの大学を回った。
遠くには三里塚に取材に行く。
すべて知ったとき、おばあさんの釜がピカピカ光りやりの先に輝いていたのはショックだった。
あれは18の夏。
スイカ畑を逃げた、
なんで逃げたかは、
多分捕まれば結婚も就職もないという、それはみな一致していた。






