遠山という灰型が好きだった。

 

道安風炉、利休さんの長男の道安の好みという。

 

道安さんは足がわるかったらしい。

 

道安囲いという茶室もある。

 

とにかく、灰型の種類は多いい。

 

その中では、山があり、そこに雪を降らす藤灰という仕様もある遠山が一見難しく思うが、

 

灰匙の使い方をなれるのにはよかった。

 

炭も入れやすく、釜も何でも合う。

 

師の家で最初に習ったのも道安風炉、

 

釜は黒光りした茶飯釜であった。

 

灰型は伝説では、利休さんと古田織部さんが鎌倉の八幡にお参りした帰りに江ノ島に出て、この波と山の景色を風炉に生かせないかと

 

織部さんに考えさせたという。

 

最初からあったわけではないと思う。

 

鬼面風炉にしても丸灰が自然。

 

作ろうとしなくてもできる。

 

灰が崩れていると、立ち上がる上昇気流で茶室に灰が舞う。

 

その点で、昔から茶人は灰型を心して造る。

 

これもなかなか、15分で完成とはいかない。

 

私は最初は二時間はかかっていたような気がする。

 

子供の砂遊びだと思うが、

 

本当はこれほど大切なことはない。

 

灰の作り方で風炉が壊れたり、

 

熱さが違ったりする。

 

奉書もうっかり忘れると風炉は底が割れたりする。

 

赤い前瓦は暑い夏に使う。

 

これも空気の流れを調節するのに役立っている。

 

何しろ風炉の工夫は暑くなれば、またその熱さに応じて対応する。

 

茶道は工夫を学び、古人の知恵を現代に生かす勉強と思う。

 

さあ!

 

来週から初風炉で茶会も多いい、青葉の良い季節である。