音だけで茶の湯をラジオで体験してもらう。

 

小学生のお子さんが来ていきなり棚のお薄をしてくれた。

 

まだ三年というので驚いたが、師のお孫さんもその年頃で野点でお点前をしていたのだ。

 

いまは同じくらいの男の子がお花で立花を始めた。

 

つくづく年ではないなと思う。

 

 

 

釜の煮え音の最高の音は利休さんは松風と名付けた。

 

七段階だったものも五段階と分かりやすく改良もした。

 

茶筅をフル音もよかった。

 

視聴率は最高で私のアクセスもパンクしてしまう。

 

テレビでならあるものも音だけのラジオでは初めてだったらしい。

 

 

実際の茶会でも音と声は大事。

 

釜の音を消すようなお喋りはお薄でもいけない。

 

まあ、常識なのだがつい忘れる。

 

 

昼間は太陽の位置で時間と明るさを感じ取るのは、今も変わらない。

 

今も茶会には、茶室には時計がない。

 

薄暗くして、心を休めるのが自然。

 

たった一回のテレビの本番に3回も自分でお道具のリハーサルをしたこともある。

 

やはり光を今の時代はうまく使う。

 

ポロだなーと思うのはいくつもの反射板をうまく使うこと。

 

私などでもあまりよく写っているとなんだか申し訳ない。

 

 

太陽がない夜は月を心にお点前をするという。

 

短径の芯を増やしたりするのも昔は月あかりを見たという。

 

最後に雪明り。

 

利休さんと秀吉の雪見の茶会も有名である。

 

なかなか風流だ。

 

現代では難しいかと思っていたら、

 

大雪の日にベランダに積もった雪で雪見のお稽古ができた。

 

そこに月が出て、それがスーパームーンだったら雪明りでお点前を私はしただろう。

 

この先見えないうす暗い中でお茶を練ってみようと思う。

 

今年は除夜釜ができると嬉しい。

 

埋火で元旦のお茶を頂くのも挑戦しよう!

 

まだまだ老いてはいられない。