これがすすり茶という。
蓋の間から呑み、最後に開いた葉茶を食べるという。
昔台湾の大理石の蓋付きの湯のみをいただいた、
まさにすすり茶なのだろう。
初釜の湿し灰を作るのに買った番茶がたくさん余った。
このごろ横着になって、こたつの上にすべてお茶の道具を置いておく。
母は毎日アロエ茶を自分で作って飲んで病も治した。
沢山作ってはお年寄りの知り合いにあげていた。
それが今の私を救う。
母に生き方、
毎日アロエを薄く切り、天日に干す。
大きな笊は今でも保存してある。
私にはアロエ茶は無理だが、お抹茶がある。
葉も茎もいただける、すすり茶だと。
だが夜は沢山呑めない。
それで夜は炬燵で資料を見ながら番茶である。
少なくてもお茶であるならば効果はある。
番茶がなくなると家内が冷凍室から中国のお茶を出してくれた。
またなくなると、
今度は上海の甘茶ツルだ。
いやーこれはおいしいし、甘さがお茶なので私にも安心。
明日から毎月に検査がある。
甘いものはにらみ菓子。
じっと見つめて我慢である。
にらみ菓子は花月にも出てくる。
明日は温かいという。
釣釜はどうだろう?
まあ明日のことは明日に任せよう。
今日はもう一杯甘茶を薄くしてさあ、いよいよ事務をしてみよう。