Simon Says...〜食いしん坊OLグルメログ〜 -227ページ目

Simon Says...〜食いしん坊OLグルメログ〜

はじめまして!彩紋です。
食べることが大好きなアラフォーです❤️
歳を取ることは大好き!!
その歳だからこその視点と時間を大いに楽しみましょう!
こちらでは私の日常の食べログと旅行記を気ままに発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


「君のブログと似た感性の文章に出会いました。」

畏れ多くも、尊敬する人生の先輩から、ある日素敵な記事をご紹介いただきました。
人間国宝の染織作家 志村ふくみさんという方の言葉です。

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自分の色というものは、
たった一つしかないのかもしれません。
それを求めてもらいたいと思いますね。

一つしかない色だけど、喜びや悲しみなど様々な感情、
刺激によって輝いていく。
その色に出逢うための人生じゃないですか。

それと同じように、
人の人生も織物のようなものだと思うんです。
経(たて)糸はもうすでに敷かれていて
変えることはできません。

人間で言えば先天性のもので、
生まれた所も生きる定めも、
全部自分ではどうすることもできない。

ただ、その経糸の中に陰陽があるんです。


何事でもそうですが、織にも、
浮かぶものと沈むものがあるわけです。

要するに綾ですが、これがなかったら織物はできない。
上がってくるのと下がってくるのが
一本おきになっているのが織物の組織です。

そこへ緯(よこ)糸がシュッと入ると、
経糸の一本一本を潜り抜けて、トン、と織れる。


私たちの人生もこのとおりだと思うんです。

いろんな人と接する、事件が起きる、何かを感じる。
でも最後は必ず、トン、とやって一日が終わり、朝が来る。

そしてまた夜が来て、トン、とやって次の日が来る。

これをいいかげんにトン、トン、と織っていたら、
当然いいかげんな織物ができる。
だから一つひとつ真心を込めて織らなくちゃいけない。

きょうの一織り一織りは
次の色にかかっているんです。

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思わず背筋がしゃんとします。

奇遇というべきか、私の名前は
まさしく綾織物から授かりました。

"経糸と緯糸が織り成すような人生を送ってほしい"

「名前の由来」という宿題で、小学生時代に母から
聞き出した答えなのですが、この記事に出会うまで
その多くを取りこぼしていたように思います。





「あや」という音を選ぶと、色が生まれ、言葉が生まれる。
大好きな名前です。これからも大切にしたいと思います。

それにしてもここ最近、件の記事を反芻しています。

私たちは毎日それぞれ唯一無二の機を織っている。
目の前に続く長い道の、その遠く遠く先へと意識を伸ばすと
これから横切るであろうまだ見ぬ緯糸に対して

「うん、大丈夫。」

趣くままに委ねてみようという穏やかな時間が流れ
知らぬ間に造り上げてしまったらしい自分の中にある
"しがらみ"をするりと解いてくれます。

また別の色を織り交ぜつつ、日々、私だけの色を試みたくなります。

そうだ!私は楽器も筆も持たない職人なのだ!!
と思うとどこか気恥かしさと可笑しさと。
何よりつくづく幸せだと思うのです。