どこから手をつけたら正せるのか見当もつかないのです。
自分の気に入った線が描けないとき、ぐしゃぐしゃにして新しい真っさらな紙を求めてきたのですが。
でも生きることって、ちょこっとそれとは違うかなぁと思うのです。
やはり緻密にコツコツと線や色を重ねて、時として色を削って、キャンバスを埋めていく作業なのだろうと思うのです。
日本画の透明感や潔く流れる線が好きでした。
ぼってり塗り重ねられた油画よりも、誤魔化しの効かない卓越した真理だと思っていました。
でも、それは違うような気がしています。
頭の中で何度も何度も何度も。
線を引き直して、私たちが見ているのはそれらのちょっとした先っぽだけなんだと。
だから、今まさに自分の気に入らない線に対峙しなければならないと思うのですが。。。
どこから手をつけたら正せるのか見当もつかないのです。