ショートピース | Simon Says...〜食いしん坊OLグルメログ〜

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「風立ちぬ」と同日公開の、大友克洋監督の最新作「火要鎮」を含むオムニバス映画「SHORT PEACE」も初日の朝に行ってきました。

文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で大賞を受賞した「火要鎮」は、去年国立新美術館で展示された作品の一部を観ただけに期待も大きく、裏腹にオムニバスという形式になまぬる~い予感もしながら臨むと。。。

以下、wikipedia引用およびネタバレ注意。

『九十九』(つくも)
18世紀のある山中が舞台で、道に迷った男が祠を見つけ、その中で起きた出来事を描いている。祠では、使い古された唐傘や絹織物が化けて出ていたが、男はお化けたちを修理してやる。最後に修理できないほど古い道具が化けて出てくるが、男は道具をねぎらい、道具は満足する。朝目覚めると、新品同然の唐傘と絹織物が置いてあり、男はそれを持って祠を去る。

個人評価 ★★★☆☆
質感がいい感じ。絹織物や和紙がカラフルで目にも嬉しい作品でした。
後々調べたら主人公を山寺宏一、名脇役カエル役を草尾毅が。山ちゃんは言わずもがなですが、草尾さんがあんな声出すんだと感心。スラムダンク世代の私にはなじみ深い桜木花道とドラゴンボールZのトランクス役の草尾さん。しかし、知ってる声色ではなかったので、小さな発見が嬉しかったり。
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『火要鎮』(ひのようじん)
18世紀の江戸が舞台で、火消となった男と男のことが忘れられず火をつけた女の物語を描いている。物語の内容から「八百屋お七」と落語「火事息子」をモチーフにしていると推測される。

個人評価 ★★☆☆☆
映像は奇麗。パースがめちゃくちゃの日本画の屏風絵をわざと取り入れる感じや、巻物のフレーム枠のように画面上下に和紙が誂えてあったりと凝った手法。だけども、それだけであり、それ以上を見いだせなかった。風たちぬで骨っぽいのをみた直後に続けざまだったので、あまりにもペラペラしていて。音楽もセリフも必要としていない感じ。それって、アニメではない。と思う。
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『GAMBO』(がんぼ)
16世紀の東北地方が舞台で、人里に突然降りた鬼と、少女から救いを求められた白色の熊との戦いを描いている。鬼の巣に向かった白熊は、鬼に捕まっていた女性を目撃する。鬼の子を身ごもっていた女性は熊に自分を殺すよう嘆願し、熊は女性の願いを聞き入れる。熊は戻ってきた鬼と鉢合わせ、死闘を演じるが、熊に助けを求め、そばで見守っていた少女は恐怖から逃げ出そうとする。侍の青年は少女をたしなめ、熊のために祈るように伝える。侍の青年は駆けつけた鉄砲隊とともに鬼に蹴散らされるが、熊は鬼と相打ちとなる。

個人評価 ★★★★☆
個人的に鬼の質感にはまったというか。あ、鬼ってこんな感じだなと。きっと子供の頃にこの作品を私が観たら、夜眠れなくなるだろうな。キャラクターデザインはエヴァンゲリオン原画の貞本さんなんですね。後から言われてみればそういえばそんな感じ。
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『武器よさらば』(ぶきよさらば)
近未来の東京が舞台で、廃墟の中武装した5人組と無人兵器との遭遇戦を描いている。5人組は無人兵器と死闘を演じ、戦死してしまうが、武器がつかえなくなったマールだけは無人兵器から民間人とみなされ、助かる。
上記3作品の時代背景が過去なのに対し、この作品だけ未来と大きく異なる。また、上記3作品は映画オリジナルなのに対しこの作品は大友克洋が『週刊ヤングマガジン』1981年11月16日号に読み切りとして掲載したものをアニメ映像化したものである。(ただし、本プロジェクトの統一テーマに即し、舞台は東京に設定している)

個人評価 ★★★★☆
今回一番面白かった。ジャンキーの声、置鮎龍太郎さんはママレード・ボーイの遊役。すぐにピンときました。東京が舞台で、全然東京じゃない世界観。ハリウッド映画の舞台がたまたま今回東京らしいという感じ。でもそれこそ原作者の大友ワールドなのだなと思いながら。短い時間でビジュアルだけでなく、一番世界に入り込めました。


と、まぁ、若かりし自分のオタク気質を顧みながら楽しめた一時間強でした。
オタクといってもかなりネガティブな方の(笑)。今やオタクとサブカルは表裏一体のポジティブイメージにシフトしてますが、私はそんなお洒落なゾーンにいないオタクで。(海月姫の尼ーずのほうです)でも、そのとき感じたことや、その頃に触れたものの質感は、今でも自分の基礎になっていて、オフィシャルには寡黙でいて(後日談で同級生にそのようには思われていなかった模様)、内面にたくさんの吹き出しを持て余していたとても貴重な時期でした。

そう。オタクにはたまらない一品。おすすめです。
(風立ちぬのファミリーはどこへ行った?くらいにショートピースでは偏った中年独身層でした)