しかし、私のツボは人とはちょっとズレてるかもしれません。主軸となるストーリーが面白かったことはまず大前提としてあるのですが、何よりも魅了されたのは「衣装」です。
舞台ははるか未来の文明崩壊後の北アメリカに位置する国家パネムです。
そこにはキャピトルと呼ばれる富裕層の住む高度に発達した都市と、その周りを囲む12の恵まれない地区があり、鮮やか且つ煌びやかなキャピトルとは対極的に12地区は「大草原の小さな家」のような西部開拓時代の世界観で描かれていました。
私はその両極どちらともがツボでして、みるみる内に作品に引き込まれていってしまったのでした。
レニー・クラヴィッツ扮するスタイリストのシナのセンスにも痺れましたし、あの全体的に毒々しい鮮やかな世界は新しい近未来ファッションとして粋でした。



