http://disney-studio.jp/movies/soulsurfer/
ブルークラッシュやザ・ライドやビッグウェンズデーやポイントブレイクや、サーフムービーは結構好きだけど、私は本作が一番好きになりました。
サーフムービーといいましたが、厳密に言うとこれはサーフィンのお話ではありません。
たまたまサーフィンだったというべきでしょう。
驚くほど淡々と描いてるけど、だからこそ説得力があって、媚びてなくて素敵で。
こんなに気持ちよく泣かしてくれる映画は久しぶりに観ました。
宇多田ヒカルさんのkiss & cryの歌詞にこうあります。
被害者意識って好きじゃない
上目遣いで誘って 共犯がいい
私は当初この上目遣いの演出をイメージして牽制していました。
事実をベースにするというだけで、フィクションでないという点だけで、もう覆すことのできない強みだったり、説得力を無敵の武器のようにして濫用されるのではないかと危惧していました。
だけど演出はもっとタフでした。
むしろその逆で、お涙ちょうだいにならないように、遠ざけ、遠ざけ、描いていたように思います。
何度も何度もワイプアウトしながらも、競技時間残り数秒になったとしても、最後まであきらめずに、目の前に立ちはだかる大波をつかみ、果敢に挑んでいくという主人公ベサニーの姿勢もさることながら、彼女の可能性、才能を疑わずに絶妙な距離を保ちつつサポートする家族には感服しました。
(と同時に、いかに私自身が日々を怠けて暮らしているのか。。。という実感も。)
この夏おすすめの一本です。