ベタな話なんだろうと特にチェックしていなかったのですが、たまたま録画されていたから「P.S. アイラヴユー」を観ました。
大筋は思っていた通りでしたが、不覚にも涙の連続。この手の作品は、観る側のシチュエーションによって感想は様々でしょうね。結婚適齢期も過ぎつつある今の私には、シンデレラのダイヤモンドシューズ並みにばっちりフィットしたのでした。
先立たれた夫から届きつづけるサプライズプレゼントや手紙。それらは次第に落胆してふさぎ込んでいた主人公の背中を押し出します。
観てすぐに落ちが分かってしまったのですが、まったく問題ありません。単純に相手のことをただ幸せにしたいと思う強く美しい気持ちが直球で響いてきます。それを感じて初めてこの作品を見たと言えるでしょう。
まだ結婚したことはありませんが、もしもいつか私にもそんな日が来るなら、一緒に歩いてくれる人には毎日笑っていて欲しい。笑顔でいられるよう、笑わせ続けていたいなぁと思いました。
ジェフリー・ディーン・モーガン、キャシー・ベイツ等、助演陣も豪華。濃い顔は得意じゃないけど、やっぱりセクシーな俳優さんですよね。エンドロールのジェームス・ブラントも素敵。彼の声は、「あ、彼だ」とわかりますよね。私は「goodbye my lover」が好きです。
ただ、ひとつ喉元に小骨がひっかかったことが。
物語では描かれていない夫の闘病生活です。このカウントダウンの時期に、人は喪うことに対して少しずつ準備をしていくような気がします。ちゃんと目を背けなければ、ちゃんとお別れもできると思うのですが、主人公の落胆ぶりはある日突然交通事故で亡くしたかのようでした。きっとそれではサプライズレターの準備期間のつじつまが合わなくなるからなのでしょうが、一番大切な時間だと思います。それが少し残念でした。
