ここ数年、年末といえば我が家に親戚が集まって
みんなで一緒に年を越すというのが定番となっています。
ホテル勤務の妹は年末の過酷シフトを全速力で走り回り、
まぶしいくらいに輝いています。
今年はぎりぎりまで仕事のある母に代わって、
仕事納めも束の間の、私は30日から家中の大掃除に勤しみ、
皆を迎える準備に一人闘志を燃やしていました。
クッションカバーもいつもと違うデザインを
タンスの奥から引っ張り出して取り替えて、心機一転。
お風呂掃除よし。フローリングよし。
お客様用の食器も全て洗ったし。
テーブルセンターを広げて、リビングがよそ行き顔になって、
テーブルセッティングよし。
指差し確認しながら、あとは花束を抱えて帰ってくる母が
備前焼の花器に桜を放り込めば、万事OK!!
いつでもカモナマイハウス☆
ホストファミリーというものは意外と重労働で、それ以上に楽しいものだと。
乾杯のシャンパンが疲れなんぞすぐに吹き飛ばしてくれます。
今年も母の贔屓にしているカジュアルフレンチで、重箱おせちを予約しているので
それと母の水餃子と、豚の紅茶煮。それから伯母のきんぴら。
きらびやかな食卓は、あっという間に完成しました。
正直みんなの幸せそうな顔が並ぶその空間以上に
至福を私に与えてくれるものはなくて、
つまりはお料理の味もすぐに忘れてしまう。
それがいつも私の反省の種になっています。
そんなわけで、紅白歌合戦は駆け足で過ぎて、
いつの間にかチャンネルはジャニーズのカウントダウンコンサートにすり替わり、
うたた寝している者、トランプに精を出す者、ジャニーズメドレーをカラオケさながらに熱唱する者、
そんな幸せの音を背中に感じながら、少しずつ大量の洗い物の山を崩しつつ・・・
「A HAPPY NEW YEAR!!!」
訳が分からないうちにロケットスタートでやってきた、また新しい一年。
大人達は寝静まり、若者たちは朝まで談笑し、
従姉の一人娘のQちゃんの手帳には五年先まで
「けいちゃん(母の名前)家」を大晦日の予定に書き込んで
そらもー首を長く長くまた一年を過ごすこと必至なのだそうです。
特別なことは何もいりません。
また親戚が健康のまま、一緒に過ごせたら、それだけでいい。
私の一年の覚悟が定まりました。
なにごとも普通が一番。
でしょう?