
パリに行ったのはもう何年も前の事だ。
スイスでスキーを楽しんだ後パリに回ってあこがれの街を歩いた。
写真で見たカフェテラスでコーヒーを飲んでみたかったが、
TGVでパリに着き駅から出たときの驚きが忘れられない。
何処を見ても写真の風景だった。
日本の観光写真は何処から撮ればこう撮れるのかと言うほど
余計な物を排除して写されているが、
そこは何処をとってもすべてが観光写真の中だった。
英語は話せないし、ましてやフランス語なんて全く話せないのに、
モンマルトルの丘では息子の似顔絵を描いてもらい、セーヌの観光船に乗ったり、
夜のムーランルージュのショーを見に行ったり、タクシーであっちこっち回ったり、
今考えるとその時は、フランス語が出来たんじゃないかと思えるくらい自由に動き回ることが出来た。
パリは素敵でロマンにあふれた街だ。
パリは実際にこの映画のようなことが起こってもそれを不思議と感じさせないものがある。
ロベール・ドアノーが愛したパリもそういったところなのかもしれない。
1940年ごろのパリに行ってみたいとあこがれる。

日本でいえば京都・鎌倉などがそんな雰囲気を醸し出して言えるかもしれない。
先日見た鎌倉ものがたりはこの映画とは違った意味で日本的な面白さがあった。

ノートルダム大聖堂の火事は実に残念。