第二回目は、
彼氏から、お父さんに挨拶したいと言われ困っている女性からの依頼についてのお話です。
彼が家に挨拶に行きたいとか、お父さんに挨拶したいと、しつこく言ってきて、
会わせない訳に行かなくなってきて、父親の代理を依頼してきた。
年齢30前後の女性。彼は美容室経営者30代半ば。
この依頼を受け、実行すれば、その後絶対に本当の親族と彼が顔を合わせることが
出来なくなる。すなわち、結婚には結びつかないと言うことだ。
依頼者は彼と結婚する気が無くて、今のまま付き合っていたいのに結婚前提のように
しつこく迫られて、その部分だけ何とかしたいので、彼に会った時に、結婚には
反対している話をしてもらいたいという依頼内容。
それさえうまくいけば、後は自分で何とかし、いずれは別れるつもりだと言うので、
父親の代理をすることにした。
都内某ホテルのレストランで依頼者と彼が二人でいるところに、忙しい仕事の合間を縫って
来た風を装って父親が登場。
「△子、彼か?会いたがっていると言ってたのは」
彼がすかさず自己紹介を始めた。
結婚に反対している父親だから、愛想の悪い態度。
「お前がどうしても会ってくれと言うから時間を作って来たけど、
反対なのは変わりがないのだからね。」
彼には声をかけずに娘と話をし、
娘が 「とにかく話を聞いてあげて。」と言うから渋々な態度で話を聞く。
お定まりの愛情表現と、自己PRをする彼の言葉は聞いていないから
覚えていない。
独立開業した美容室が繁盛してると言っていた記憶がある。
ぶっきらぼうに適当な話をした後、
「△子、〇時に役員会が有るから、話しは帰ってから聞く。」
「○○君、私は△子と君との結婚には反対だからね。」
立ち去り際にくぎを刺し父親退場。
頑固な父親が反対している印象を最初から最後まで彼に植え付けて依頼終了。
この依頼者は、男がほっておかないと思えるほど、かなりの美人でスタイル抜群、身なりもいい。
彼を見てい驚いたのは、いわゆる超イケメン。
黙っていても女が寄ってくると思われる美形男子。
なるほど、結婚はしたくないけど、付き合うにはいい彼氏なんだろう。
父親が大反対してるので説得は続けるけど、というスタンスで、つき合いに飽きてきたら
別れる口実に持っていこうと考えているようだ。
別れてもすぐに彼には彼女が出来るのを見越している。
だからこその依頼だったかと納得。
まだまだ結婚に縛られずに自由に恋愛を楽しんでいたいのであろう。
この依頼者はどんな相手と結婚するのかとても興味がわいたが、
それは知るすべがない。
第三回目は、代理出席のあれこれについてのお話です。