細い足でお尻を振り振り歩き回る可愛い姿。
駐車場など、比較的広いコンクリートの場所でよく見かける。
日本書紀にの載っているこの鳥の名はセキレイ(鶺鴒)。
なんと、イザナギとイザナミがこの鳥の尾の振り方から
夫婦和合の方法を学んだと記されています。
この鳥がいなかったら、子孫を残せなかった?
いささか疑問が残る記述だ。

都会にも野鳥が多く生息していて、様々な愛嬌のある姿を見せてくれる。
鳥に興味のない人でも、このセキレイには気が付くだろう。
自分で小鳥を飼ってみると、なおさら、見かける鳥たちに目が行く。
小鳥に限らず、何かペットを飼うことで意識の向う方向が変わる。
身の回りにいる昆虫や、花、樹木にまで、
普段気が付かなかった所を細かな目で見るようになる。
気づかなかった小さなことを発見することは楽しい。
鳩の求愛は見ていて実に面白い。
オスが求愛して雌に付きまとっているのに雌は無視。
散々求愛して、振られると、ほんの一瞬鳩も落ち込む。
3秒も経たないうちに、もう次の雌に向かって求愛開始。
めげない!
次から次に求愛しまくる。
「あんたさっき別な雌に声かけてたじゃない。
振られたからって、私に声かけるの失礼じゃない。ふん!」
なんて言葉が聞こえてくるようだ。
飼っているコザクラインコ2羽の雄雌の判別がなかなかつかず、
遺伝子検査で、オス、メスであったことが判明。
同じかごでいつも一緒にいるのに
オスは飼い主の私に求愛。
雌は雄を無視。仲が悪いわけではなさそうだが、
とてもつがいになりそうもなく、ひなの誕生は諦めていた。
コザクラインコは仲が悪いと喧嘩が絶えなくて、最悪の場合
死なせてしまう事もあるらしい。
雄
雌
雄雌共にかごから出してやると、2羽とも私のそばで
遊んでいる。
だが、雄は雌に求愛しない。
雌の方が気性が荒く、強い。
雄はそんな雌を伴侶としたくないのだろう。
相手かまわず求愛する鳩とは違うようだ。
ところが3日ほど前、雄が求愛したようで、
雌はそれを受け入れて、交尾していた。
翌日には卵が1つ産み落とされ、
雄は餌を入れ替える私の手をかんだ。
凄く遠慮がちに痛くない程度の力でかんだ。
雌の手前そうせざるを得ないかのように。
雌は当然攻撃的になり、力いっぱいかみつく。
かごの中の巣箱の奥を覗こうとするだけで、
攻撃的に飛び出してくる。
守るための母性本能発揮!
見た目が可愛くても、内にある逞しさには驚く。
自然の中で生きているものには逞しさが欠かせない。
小さな雀に恐喝されたこともあった。
足元に来て、見上げて、
「ねえ。何かないの?なんかちょうだいよ。食べ物ないの?
何も持ってないの?なんだよケチ、なんかくれよ。」
と言ってるとしか聞こえない鳴き方の迫力に負けて、
コンビニでバームクーヘンを買って細かくして与えた。
ほおばれるだけほおばると、一直線に巣のある方に
飛び去り、すぐに戻って来て、またほおばって飛び去る。
何度も往復する姿に、親の逞しさを感じた。
みんな逞しく生きている。とあらためて思う。

