目標値の設定
KPIは、最初から測ることを目的として設定していますので、目標値設定は当然のこととしてスムーズに設定できるはずです。
しかし、これがなかなか設定できません。それは始めて設定する、業務プロセスの視点と人材と変革の視点のKPIは今まで無かった指標だからです。設定しても、その妥当性が問題になります。
しかも次のステップでは、目標値を月次単位に落とし込む作業も必要になります。結果を可視化し共有する場合のセキュリティも問題です。
問題1 妥当性の問題(ストレッチな目標を設定します。)
・客観性を持たせる
目標値の比較を行います。
①過去の実績との比較
②自社内のベスト値との比較
③他社との比較
その他、目標値を設定した根拠を明確にする。
・全体会議でのコミット
このときには、企画部門が目標値の妥当性をチェックし、
他部門も含めて全体会議の中で揉みます。企画部門が
中心になって妥当性を検証します。
問題2 月次単位の目標値設定の問題
戦略はできるだけ早くその変化の兆しを掴むために、
月次で評価するのが最も多く行われている評価方法です。
そのために目標値を月次で設定し、月々で評価し、必要な
場合は戦略の見直しを実施します。
・月次に目標値が設定できないKPIの場合は、そのKPIは
結果KPIのはずです。そのKPIの戦略目標はどのような
プロセスなのかを考え、結果に至るまでの活動の部分で
測定しておく効果的な活動KPIが無いか、若しくは
有効な進捗KPIを検討ます。
その中から、KPIを追加し、極力月次単位で目標値を
設定します。
問題3 表現の問題
・達成率にて測定する。
①実際の目標数値及び実績数値を公表し、全員で共有
するには、情報漏洩の問題があり、出しにくい場合は
達成率で管理します。(セキュリティーの問題)
②月次の目標が明確にしにくい、また、変動が多くて
実数字は設定しにくい場合。
この場合も目標値を達成率で測定すれば可能な場合が
多く有ります。
・累積値を目標値とする。
目標を月毎で決めにくい場合は、累計値を目標値
として設定します。評価を2~3ヶ月毎に行います。
他にもいろいろと例は有ると思いますが、どのようにすれば
良いかを考え、戦略実行および評価に最も適したKPIを見つけ出し
月次単位で目標値を設定して下さい。