これは高校時代父と作ったケーキやプリンに使う香辛料も沢山あった。
まだ香りもあり、使いきれないほどだ。
ビニールの中はエッセンス、いろいろな香りと味がある、隠し味。
今この時、大事なものが。
お盆で父の家をお掃除に行く。
夏が本番で、暑さに弱っていたらこんなものを妻が探し出す。
台所の奥にあったという。
非常食置き場。
梅干しも自分で漬けたもの。
カレー粉もラー油も七味唐辛子も父には夏を乗り切り、
サバイバルのジャングルを思う大事なもの。
そして父は最後までエアコンは使わない。
窓は四方に大きく空いて、風が通る家だった。
下座床のある部屋は祖母がなくなっては仏間にしてしまう。
クラーがあるが自分は使ったことはない。
こんな暑さなんか、あの時代に比べたらまだまだ!
亡くなった戦友を思う、いっこくな年寄りになっていく。
還暦を過ぎて私も頑固で頭の固い年寄りになっていく。
先週も医者が老化現象が進んでいると指摘。
自覚はないがこまっことが起こるのでそうかと思う。
眼と耳が一番だ。
よかった眼が動体視力が弱くなり、弱いほうが良くなった。
まあ、おあい子と気にしないことにした。
今日は七夕前夜、
少年が桔梗の一種生けに挑戦していた。
びっくりした、大人でもどうかの桔梗。
見事三個も作品を活けては、余裕でt七夕の鶴を折って急いで帰っていった。
お茶なあるが少年がお花をこんなに一生懸命お稽古してくれるのは初めて、
これも家内の口癖だが、神様からの贈り物なのだろう。
七夕からお盆、夏祭りへと神楽坂は賑やか。