今日は蒸している。



雨が降ったのか、湿度は80パーセント。


不快指数を越えた。


古い花と今日の花を茶室の暗いところに移動。


クーラーで花屋さんの冷蔵庫にした。


今日一日もてば何とかなると。


家内は取りに来るはずの方に説明を書き、花型まで絵を描いている。


花もかわいそうだが、家内の思いも大切にしたい。



水も替え、茎も全部水切りである。



なかなかこう暑くては花も木も持たないが、いつくしむ心があれば上達する。



何とか十時に終わり、茶道の今日の一日の用意もした。


今日は6人がお昼までにきて、早く帰る人もいるらしい。


それが葉蓋がみんな暑さでダメになった。



基本の葉蓋をしたかったが、


やむなく釣瓶の水差しで濃茶をする。



今度のことでは勉強になった。


同じ日に積んだ父の榊は十日以上たつのに元気だ。


だが枝物は初めての方にはしない。


梶か桐が良いのである。


新しい葉は弱いと知っていたが。


この時期ではもって二日なのだ。


今日は流石に参った。


食事処か休憩もとれないうちに、見学の方が来た。


まあいいかとお茶を飲んでもらい、お客様ができた。


こういう偶然は今までにないことだった。


これで前期が終わる。


来週は七夕、夏は猛暑という。


今年は暑ければ省エネモードで鉄瓶か魔法瓶で茶箱かなとも考えている。



今日はあちこちから紫陽花をいただく。


家内がそれぞれに活けてくれた。


紫陽花がこんなに茶花になったのも初めてである。