雨が強い日の散歩は、一階の駐車場。


真ん中を一周で500メートル。


三周と決める。





コンクリートの壁も無駄はなかった。


ドライブがかかったサーブを破る練習を若いときしたもの。


昔は仲間と四谷の駅の公園のテニスコートで軟式をやっていた。


硬式に変えた時に壁打ちで練習。


夏のテニスは冬のスキーのための足腰を鍛えるためだった。



今は夢。


バリアフリーになった裏口を使う。


表玄関の階段は避ける。




裏から出ると昔の景色が一変。


時空間が変わったような気配である。


建物がみな新しく、新しい道路ができたのだ。


人も車もまだ少ない。


氏神様に行く。


紫陽花が大きかった。


やはり散歩で見た葉蓋はここだと思った。


前に探しておいて忘れたのである。


年は取りたくない。










田村寅次郎先生の金太郎の詩の石碑は有名。




階段の中ほどに私が昔、真夜中に太極拳の練習をしていた小さな公園がある。


誰も来ないのは昼間も同じだが、


私の流儀は、大事な技は真夜中丑寅に練習しなさいという。


茶道の名水を汲む時間。


まあ最近は、


歌ばかりでとんと体操がない。


えらいことだった。


石段を登ったり、下りたり。


やっと見つけた葉は、青桐だろうか。


五種類は使える葉を見つけたが。


これを一枚一枚裏表洗い。


水切りをして今日は水をあげておく。


上手くいけば明後日に使えるだろう。



葉蓋も名水も決まりはない。


大きな葉蓋で名水を包んだこともある。


名水も夏とは限らない、


炉でもある。



由来は玄々斎のが有名だから、梶の葉以外ではいけないような雰囲気もあるが。


私は、恐れ多いので真似は避けてきた。


七夕は神事と榊もつかう。


法事は蓮の葉。


大蓋は芋の葉もよいというがしたことはない。


今年は初めての方がたくさんいるので、


優しくて清々しい葉蓋にしようと思う。


今日の冒険は長かった。


滑り台から降りるときにちょっと滑ってしまうが、


アイスバーンで鍛えた足。


無事、着地できた。