家内が持ってきた無花果の木。
三年前に実を三つ付けた。
私は楽しみに毎日水をあげたので、
食べられなかった、迷っているうちに地面に落ちてしまう。
それから気になっていたが、三年実をつけない。
それでも丁寧に水をあげた。
先週実が五つついていた、
今日ないからアレーと思う。
この無花果は直射日光をきらうようだ。
大きくなった一つのイチジクの周りに、ほかの実がない。
みんなこの一個の成長のために実を引いたのだと思う。
無花果という漢字も意味があるのだろう。
毎日、何年も付き合っても植物は不思議な世界がある。
もう少し赤身が出て大きくなったら、お盆が近いし父の仏壇に、好きだったのだ。