今年の古今伝授の式は、宗旦さんが描かれた利休像をかけた。


像をかけたのは初めてであった。


毎日見ているとその宗旦さんがそこにいるような気持になる。


心の持ち方は一行ものなんだと思う。


家内が青磁の花入れに真の花を活けてくれた。


茶室はすっかり掃除も終わり準備も整う。


去年は言われたとおりに真の釜でした。


今年は炉縁は真だが、あたたかなので火を隠す透き木釜にする。


姥口の扱いを教え忘れてしまう。


困ってしまった。


釜の口が炉縁と水平では柄杓が起きずらく、取りずらい。


次回は真があるときは真だなと思った。





















家内がすべてのお花を活けてくれた。


私はすべての植木に水をやり、メダカの水を替え、えさをあげた。



真台子から始まる。


男性のお点前である。


袴の扱い、しぐさは違う。


めったに見れないと私の時も先輩に言われた。


湯の沸き具合もよし、最高のお濃茶が練れたようであった。
























真台子が続き、炭を直して休憩に入る。


後半は行台子である。


鎌倉の様式から室町の半ばの日本の台子になるのである。


記録に残ろ最古のお点前であるという。


ここから茶道が始まったとされている。


伝統文化の奥の深さと広がりを思うのである。








本当にみなさん頑張りました。


何人もの人が腰の痛みを乗り越えてできたことは感動でした。


ありがとう!