今までは初釜で台子でも初炭だけであった。
師のときにそうだったから同じようにしていた。
台子の後炭はあまり教えなかった。
来年の茶会は真台子。
初炭は真の初炭。
はてと、真台子の後炭は聞いたこともない。
是はないのである。
時代からして当然と皆さんも納得。
だが茶会は長い。
やはり後炭を普通の台子でやる練習を始めた。
台子の後炭はベテランの炭の方でもややこしいという。
これはやはり、真の初炭はそれとして勉強。
後炭は、近代への台子の流れとしてやることになる。
今までにないたくさんの方の茶名拝受式、もう後二月あとには準備が終わってないといけない。
私もそろそろ12月になる前に重い腰を上げて、リハーサルに備えよう。
私の理想は全員が一丸になって、
真台子の初炭、懐石、後炭、薄茶に挑戦して将来の土台にしてほしいと思うのである。
何をどこまでできるかは、それぞれの頑張り次第。
一番は私の頑張り、粘り、取り合わせの妙が出せれば私も一歩進むことになる。