毎年孫たちの個展を開いてくださるお年寄りの方が来た。
一緒に絵を並べる。
意外となれないと難しい。
茶道の床の間の飾りに慣れているが、絵は絵で違う。
前回は三次元。
今回は子供たちの、おじいさんのお孫さんの絵である。
水彩画だからまた違う。
デジカメでも本来の絵が出せない、微妙なものだ。
おじいさんは、気に入った絵があれば差し上げます。
ぜひ、見てください。
私も年をとり、同じ心境である。
孫たちは、いや子供たちは可愛い。
この絵を描き続ける心境がよくわかるのである。
神楽坂下 セガのゲームセンター横 袋小路の奥です。
炉を開いて、炭を炉にする。
炉は爪と爪の間、五寸が基準。
これに合わせないと胴炭ははいらない。
あとは半分の長さだが、寒さによってはこれから太くするのである。
いまだに昔の炭で太い胴炭をたくさん保存してある。
もう今はない、同じクヌギの炭だが皮が太く美しい、古の炭焼きの技を思う。
東北で最後の炭焼きの古老たちが、関東の佐倉炭の釜と炭を作るデモンストレーションをするという。
親戚の兄、生け花では東北で名士になった人が生徒さんを連れて見に来るように誘われた。
過疎の村を若者であふれさせ、お花で村おこしをして有名になった。
家に帰ると家内がいない間にと炬燵を準備した。
結婚以来使っている。
家内の両親が良く泊まり、炬燵で花札や百人一首をしてみんなで童心に帰ったお正月。
父は兄夫婦とは中が冷めてて、末の家内のところに来る。
旅行の帰りもまず家内のところで、高価な抹茶茶碗を置いてから家に帰った。
時には唐物の台天目の茶碗もあったからと思うがいつもそうなのは娘の顔を見て帰りたいという年をとれば、可愛い娘は何よりの生きがいとこの頃私も実感している。
だがちょっと早いか。
炬燵を作り、十八番のホワイトシチューを作る。
家内に大目玉。