今日は日曜だが教室では花月の勉強会である。
私は金魚の世話があるのでいつもより早くいく。
金魚もお引越しで怒っているが元気である。
毎日置き水で半分替えてあげているのがよいみたいだ。
新しい水を入れるときは柄杓で脅かさないようにかなりの高さから滴を垂らすように柄杓で水槽に酸素を送る。
父に子供のころ教わった。
父も最後には下駄箱の上でメダカを飼っていた。
毎日80過ぎても餌は介護の人に頼まず自分であげていた、
私もその心境に近づいている。
今日は花月が初めてという生徒さんがいた。
もうすぐ皆伝で、私たちは焦った。
申し訳ないことをしたと思う。
研究会に行ってもチンプンカンプンである。
だが神様は見捨てない。
亭主に当たり、
最初の花、初花を引いて難しい役が付くが、家内は他の人と交代させずに続行。
私と同じ気持ち。
初めてで何が何だかわからないだろうがやらないよりは良い。
正客が二の花で、全員が上座に、そう繰り上げになる。
末客でも初めては大変なのに、
月の札が当たりお茶を飲む番になる。
どっちが早くかと混乱する。
最後にまたはじめての方に花、仕舞い花が当たってしまう。
茶碗戻り、
総礼で座代わり、最初の席に戻るのだがこれを一斉にするので難しい。
下がる人は左三歩で三下がりと覚える、
あがる人は畳の左を右から歩く、二上がりという。
言葉では簡単だが足が自然に動くようになるまでお稽古である。
今日は平花月の特訓に決まりました。
金魚が水に落ち着いたようなので餌をあげました。
やっと食べてくれます。
餌付けまで二週間、
やっと金魚たちに信用されたようです。