頂いた茶花とお軸で涼しさを出そうとした。
まだ早いが、連日の暑さ、葉蓋を用意した。
今日で六日目で流石普通の葉はダメになる。
最後に残ったのは榊の三本である。
父の庭の榊、
私も久しぶりでお点前をする。
やはり教えているよりよいと思った。
ぶっつけ本番であったが何とかなるものである。
生徒さんに見せているのは洗い茶巾と榊の葉蓋。
このように釜に柄杓を預けて、茶巾を絞る。
絞った水音が上手く出ないと困るのだが、
これがなかなか、最近は水をたっぷり入れたらよい音がした。
真夏は釣瓶の水差しが好きだ。
去年はすごく漏れて修理した。
今年も何とかつかえそう。
もう20年以上か。
今日は、まだ名水の用意がしてなかった。
生徒さんがこんなにたくさんいらっしゃると思っていなかった。
お菓子もとっておきのパリのフルーツゼリーを出してしまう。
そのうち家内が来てお花もあるという、私は聴いていなかったのである。
ベランダから大事に育てた蘭を沢山運び込んで、見てほしいと並べた。
私も毎日水を上げているが気が付かなかった、綺麗なものだ。