私もこのところ痩せました。


自分では写真は嫌だなーと、


歳も感じますが今日はご案内と自己紹介です。


新しい教室は防災ビルの中に誕生しました。


計画から完成まで20年。


その年に大震災が、


あわただしく過ぎていく月日でした。


入り口を守るのは富士見高原から来た鹿と羊。


どちらも家内の甥っ子の手作りです。


花は昨日の真夜中まで、


家内が頑張って活けてくれました。


もう私は寝ていましたが朝行って感動でした。


夫婦で可笑しいのですが、


常に尊敬を忘れないと誓いました。


そして感謝です。


これでどんな困難も乗り切りました。




ベランダの蔓バラと皐月です。


備前のお花は今日生徒さんがお持ちくださいました。


茶花が覚えられて、感謝です。





本来無一物 最後の最後までお軸を今年は迷いました。


あることでハッとしてこの軸に決めました。


右の石は盆石といい、中国のものです。


天然石が形よければ盆にのせ、小さい宇宙を感じるそうです。


家内の父の形見なので床に間から動かさないのです。


左の小さい衝立は母のもので短歌を書いてくださいました。


破格ですが心のありどころなのでこのようになります。



屏風は母が教室のできた御祝いに貼り直し、素敵な和紙に代わりました。


題があり、初雪といいます。





今日は古今伝授の式という茶会です。


先生が生徒さんの伝授の結果を確かめ、


先輩がたが、確かに先生に伝授されたと承認していただく、


それぞれ一生に一回の大事な日。


初心者や伝授を受けてない人は参加できないのですが。


それが覚えるには一番良い方法なのです。


はじめて見るお道具、


はじめてのお点前、


時間は長く、複雑で大変ですが、古典への旅。


消耗品も今年は万一に備えて二種類用意しました。













お食事の前に代表の方が挨拶します。


私も最後の伝授で指名されて挨拶しました。


ふと大昔を思いだしていました。








茶会が終わると水屋でも、茶室の方でも和やかにお薄を頂戴します。


みなさんホッとして一番の至福のときでした。








私は後片付けが終わると神楽坂を上り、


母校の小学校に向かいました。


朝は時間がなくまだ投票に行ってなかったのです。


もう神楽坂はゴールデンウイークに入ったような賑やかさでした。


学校の校庭も大きな鯉のぼりが、


さあ!


連休はじっくり休もうと、


冬ソナを出し構えています。